- 公認会計士 30代 シニア
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profile 35歳、男性。公認会計士・税理士。大手監査法人での監査経験の後、系列の税理士法人に勤務。
- Q
- 35歳の公認会計士です。大手監査法人で働いたあと、系列の税理士法人に
在籍して3年目になります。
この度、独立開業を考えていますが、自分自身の性格上、やっていけるのか
どうかという若干の不安もあります。
もし独立開業がうまくいかない場合、数年後にまた監査法人や税理士法人に再就職したり、
一般企業に転職したりすることは可能でしょうか。その場合、早めに見切りをつけた方が
再就職もうまくいくのでしょうか。目安の年月があれば教えてください。
- A
- 独立したものの、収入面で安定を得られずに再度法人への就職を希望して弊社に登録に来られる方は多くいらっしゃいます。その後、ほとんどの方が監査法人、税理士法人、一般企業へと転職されています。
一般的には独立後に担当するクライアントの規模感は非常に小規模な法人が多いため、会計というよりも税務に軸足を置いたキャリアになっていくと思います。その期間が長ければ長いほど、監査法人や一般企業への転職については選択肢が減って行く傾向にあると思います。
一方、税理士法人への転職であれば年収などの条件によるものの、極端に転職自体が難しくなることは無いと思います。一概に見切りをつけるべき年数の目安は申し上げにくいのですが、育児や介護などで2~3年ほどの休職期間を経て復職される方も大勢いらっしゃることを考えると、2~3年がひとつの目安になるのではないかと思います。