2016年08月09日
会計人として生きていく上で避けて通れないことの一つに「試験」があります。ご存じのこととは思いますが、現行の制度では、会計や税務の専門家として特定の業務に就くためには、会計士試験や税理士試験を受け、国家資格を取得する必要があります。
実際に就業された際の経験や、日ごろの勉強で学ばれてきたことが試される試験ですが、その直前の時間はどうお過ごしでしょうか。ここでは、試験で実力を最大限に発揮するために、試験前の空き時間で簡単にできるテクニックをご紹介します。
皆さんが悩まれる「眠気覚まし対策」です。試験が午前中の場合は大丈夫ですが、午後一番の試験では、「何となく眠気が気になって集中しきれない」なんてことはありませんか？
この対策は簡単で、「眠くなる原因」を遠ざければよいだけです。以下で、眠くなる原因とその解決策や簡単にできる集中力アップ方法を見ていきましょう。
ポイント1 「食べ過ぎ」に注意！
基本中の基本ですが、お腹いっぱい食べると当然眠くなります。
このメカニズムは一説によると、「体内に取り込んだ食物を消化するために、血液が胃などの消化器官に集まることで、脳に酸素を運んでいる血液が相対的に低下するため」とされています。ですので、いつもの食事量の半分ぐらいを目途に、昼食を摂るように心がけてください。
ポイント2 鼻呼吸が出来ないと眠くなる？！
また、意外と知られていないお話ですが、「口ではなく、鼻で呼吸をすることで体内に摂り込む酸素量が増えやすい」といったテクニックがあります。
実際に海外で行われた実験では、鼻呼吸をすることで、体内に取り込める酸素量が口呼吸の場合に比べて、約10～20%も上昇したとのことでした。
酸素摂取量が増えることで、眠くなりにくいだけではなく、集中力も上がり易いとのことですので、大事な試験の前には、口ではなく鼻で呼吸することを意識してみてもよいかもしれませんね。
将来を左右する可能性のある試験ですので、当然緊張される方も多いかと思います。 ただ、あまりにも緊張してしまうと、本来の実力を発揮できなかったり、視野が狭くなってしまい誤った理解をしてしまったり、ケアレスミスが起きやすくなります。 そうならないためにも「緊張のメカニズム」を理解し、実力の全てを出し切れるようにしましょう。
ポイント1 「緊張する仕組み」とは？
人の身体が緊張する際には、何かの原因によって、身体を緊張させるノルアドレナリンが過剰に分泌されることで、一定以上の身体的な変化(汗をかく、動悸が激しくなる、視野は狭くなる、など)が引き起こされています。そして、この変化が好ましいレベルを超えて起きた状態の事を、「緊張」と呼んでいるのです。
ポイント2 緊張しないテクニック
では、そういった緊張をしないためには、どうすればよいのでしょうか。その答えは、「失敗を気にしない」ことです。
失敗を気にする（＝認識する）ことで、緊張の仕組みはスタートします。ですので、失敗に慣れて気にしなくなるか、失敗の原因になるものを排除できれば、緊張をしなくなります。
・「もし失敗したり、苦手な範囲が出たらどうしよう」⇒「得意な科目、分野で取り返そう！」
・「時間配分をミスしないか不安」⇒「10分置きに時計を確認すれば大丈夫！」
・「試験に受からなくてはいけない」⇒「もしダメなら来年合格しよう！」
などと、考えることができれば、気が楽になるかもしれませんね。 もちろん音楽を聞いたり、本を読んだりなど、他のことに集中して気を紛らわせる方法も有効です。
いかがでしたでしょうか。今回ご紹介したお話は、どれもその場でできるものばかりです。私たちジャスネットは、あなたが無事に試験に合格できるように、全力でサポートさせていただいております。
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