- 40代
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profile 中小企業の経理部に転職が決まった40代の女性。
ボーナスと決算賞与の違いについて知りたがっている。
- Q
「決算賞与」って利益がないと出ないもの?
40代の女性です。長らく、中小企業の経理部で働いてきました。
この度、同じくらいの規模の企業の経理部への転職を考えています。
ある企業の面接にいき、即日内定がでました。子どもがまだ小学校低学年ということもあり、時短勤務の正社員で内定が決まったのはラッキーでした。
面接の場で月給の提示を受け、それは了承しました。その場で、「それ以外の条件は、求人票の通り」と言われました。家に帰ってから再度求人票を見たところ、ボーナスについての記載はなく「年2回 決算賞与」とありました。
一般的にこれはボーナスと同じものと考えてもよいのでしょうか。それとも利益がないと、賞与自体がないという性質のものなのでしょうか。
- A
決算賞与とは、会社の業績に応じて支給される賞与(ボーナス)のことで、一般的な夏と冬のボーナスとは別のものです。
そのうえで、「年2回 決算賞与」という表記には疑問があります。
決算は年に一度なので、これは「夏冬のボーナス2回、プラス決算賞与」という意味にもとれるからです。
実際どうなのか、についてはご質問者様が会社に確認するしかありません。
もちろん夏冬のボーナスはなく、決算賞与のみの会社もあります。
さらにその決算賞与も「平均的にはどのくらいですか?」と質問した際に、「毎年、給与の1か月分くらいです」という答えであれば、実際の利益に関わらず支給してくれるのだな、と判断できます。
「年によって全然違います。良い時は〇十万~100万円、悪い時はもちろんありません」という答えであれば、業績を反映した支給だと言えるでしょう。