30代
profile 中小企業の経理部で働いている32歳の男性。ある事情があり懲戒解雇となった。次の職をみつけるにあたり、履歴書等にそのことを書かないといけないのか、気にしている。 
Q
【懲戒解雇は、その後の転職活動で不利になる?】

中小企業の経理部で働いている32歳の男性です。
この度、ある事情があり懲戒解雇となりそうです。

二度とこのようなことのないよう反省して転職活動に臨もうと思っているのですが、懲戒解雇となると、何かしらの履歴にその事実は残ってしまうのでしょうか。自分で履歴書に書かない限りは、わからないのでしょうか。

もし自分で書かない限りわからないのであれば、それを履歴書などに書かずに転職活動をしてもよいものでしょうか。


わたしの思いが及んでいないところで、他にも再就職に影響があることがあれば教えてください。また経理に転職できる可能性があるのかどうかも、あわせて教えてください。

場合によっては会社と話し合い、諭旨解雇としてもらった方が、今後にはよいのでしょうか。よろしくお願いします。
 
A
お答えするわたしは法律の専門家ではありませんので、転職業界における一般的なお話をさせていただきます。

まず退職理由ですが、履歴書にそのような理由を記載する部分はありません。また、退職理由はプライベートな情報になるため、懲戒解雇か自己都合による退職かを第三者が知ることは難しい場合が多いです。

ただし離職票には退職理由が記載されているため、ハローワークや雇用保険の手続きを通じて確認することは可能です。

そもそも面接の際に退職理由を聞かれた場合に、正直に答えていないと内定後でも取り消しをされるリスクもあります。また懲戒解雇になるような出来事を黙っているというのも、人としての誠実さに疑問を持たれるのではないでしょうか。

また会社側と話し合って、懲戒解雇から諭旨解雇にしてもらった方がいいのか、というご質問ですが、そこは会社側からの温情的な措置になります。よって、こちら側から希望して受け入れられるかどうかはわかりません。

どのような場合でも、面接の際にはやはり理由を話した上で、それでも採用したいと思ってもらえるような経験、スキル、人柄をアピールするのがよいのではないでしょうか。

次は絶対にそのような事態にはならないという覚悟をもって、転職活動を頑張っていただければと思います。
 

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