30代
profile 上場企業の経理部で働く32歳の男性。現在働く企業の経理部では、常時1~3人のうつ病での休職者がいる。そのような休職者が多い企業なのかどうか、面接の段階でわかるのか知りたがっている。 
Q
【休職者の多い職場であることは、事前にわかる?】

上場企業の経理部で働く32歳の男性です。
この度、同じく上場企業の経理部への転職を考えています。

経験は1社のみですが、これまで事業部間の経理部で異動が2回あり、同じ社内で計3つの経理部を経験しました。大きな会社なので、それぞれの経理部で微妙に文化も違い、転職をしたのと同じくらいの変化があるように感じています。

ただ、3つの経理部のどこでも共通していたのは、必ずうつ病で休職している人が、1~3人は必ずいたことです。一人の人が復帰しても、また別の人が入れ替わりで休職するような形です。

近年の働き方改革を経て、ここ何年かで労働時間は減る傾向にあるものの、仕事のプレッシャーは大きいのは共通しているので、体調を崩して休職される方の気持ちはわかります。

「経理部あるある」なのかもしれませんが、上場企業の経理部(特にプライム上場クラスの規模)ですと、どこも常にうつ病で休職している人はいるのでしょうか。
また、うつ病で休職している人がどの程度いるかなどは、面接の段階でわかるのでしょうか。
なるべく、そういった企業に転職することは避けたいと考えています。
 
A
まず「プライム上場企業クラスの経理部では、うつ病での休職者が多い」というのを経理部あるあるとおっしゃっていますが、エージェントであるわたしの印象では、そのようなことはないと思います。

もちろん、うつ病になるほど業務量が膨大だったり、プレッシャーが強いという企業もあるでしょう。しかし、もともとメンタルに不調を抱えている人を気づかずに採用して、結果、うつ病で休職してしまったというケースもあるかもしれません

問題なのは、ご質問者様の現在の職場がどの経理部門にもうつ病で休職している方がおり、しかもそれが改善されていない点ではないでしょうか。

転職する場合は、業務量や残業時間などを聞いたうえで、どうしても気になるようであれば「現在の職場は過重労働で、長くは勤められないと思っています。うつ病で休職している方もいるような状態なのですが、御社でもそういった方はいらっしゃいますか」と聞くしかないのではないでしょうか。

そこで大多数の会社はそんな人はいない、と答えると思います。もし答えをはぐらかされたりした場合は、何か心当たりがあるのだな、と察して問題ないでしょう。

ちなみにエージェントは求人先の社内の雰囲気や経理部の社員構成などをお伺いしますので、休職者がいるかどうかを把握している場合もあります。ただ、休職理由までは個人的なものになりますので、わからないことが多いです。

 

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