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profile 事業会社の経理部に所属する27歳（男）。公認会計士に憧れがあり、この年齢から受験勉強を始めようと思っている。すでにもう遅い気もするのだが、その選択をするか否かで悩んでいる。
- Q
- 【27歳から公認会計士試験に挑戦するのは遅い？】
事業会社の経理部に所属する27歳（男）です。学生時代から公認会計士に対する漠然としたあこがれのようなものがあり、思い切って退社する覚悟でチャレンジしようかと思っています。
公認会計士試験の受験資格が撤廃化された結果、昨今、合格者の低年齢化が進んでいると聞きます。
27歳からのチャレンジでは、受かるころには早くても30歳にはなっているでしょう。やはりスタートの時点で、すでに遅いのか。進むべきか否か、悩んでいます。
- A
- 27歳から公認会計士の資格に挑戦するということですが、もし30歳までに合格することができれば、仕事がないということはないと思います。
ただし、大学卒業と同時に公認会計士のキャリアをスタートした方々と比べると、どうしても経験値は低くなり、結果、大手監査法人の中で出世することはかなり難しくなってしまうかもしれません。そうなった時に中小監査法人に行くのか、コンサルや一般事業会社に転職するのか、などの自分のキャリアについてもきちんと考える必要があります。
しかし採用の際には、社会人経験なしで監査法人に就職した方たちより、経理の経験は評価される可能性もあります。監査法人の給与は年次で明確に決まっていますが、試験合格後に新卒1年目と同様の扱いではなく、多少は考慮してくれる場合もあるかもしれません。
もし挑戦するのでしたら、公認会計士の試験に1日でも早く合格するという覚悟が大切です。
