30代
profile 中小企業の経理部で働いている35歳の男性。規模の大きな企業への転職を考えているが、その求人は「転勤あり」。家を買っているため、転勤はしたくないので、「転勤をしない」というポジションで入社することも可能かどうか知りたがっている。
Q
「転勤の可能性あり、の求人。転勤の拒否はできない?」

現在は中小企業の経理部で働いている35歳の男性です。この度、全国に工場や支社があり、それぞれに経理部のある規模の大手企業への転職を考えています。

求人票に「転勤の可能性あり」という記載があるのですが、わたし自身、転勤については考えられません。すでに埼玉県に家を買っているのと、子どもが幼稚園に通っているので、会社側がたとえローン分の負担をしてくれたとしても、現在の環境を変えるのは嫌です。

わたしのような場合は、「転勤の可能性あり」の企業は受けない方がよいのでしょうか。また、「転勤をしない」というポジションで入社することも可能なのでしょうか。その場合、昇進の際の制限があるのであれば、そもそも受けるのをやめようと思います。一般的なケースでかまわないので、お教えください。
 
A
結論から申し上げますと、質問者様の場合は、そもそもそういった求人への応募はしない方がよいと思います。

求人票に「転勤の可能性あり」と記載されているということは、かなりの確率で転勤をする可能性があるということです。

理由は様々あると思いますが、例えば管理職・幹部候補などとして現場や工場を経験して欲しい、経理職以外の経験を積んで欲しい、などがあるかもしれません。

全国に支店や工場がある企業でも、本社が東京にある場合、経理部は東京勤務のみで転勤はないという企業もありますので、こればかりは企業の方針によるのではないでしょうか。

しかし会社の方針までは、なかなか求人票のみではわからない部分だと思います。「転勤の可能性あり」という記載のない企業を選んで転職活動をしたとしても、経理・財務以外には異動のない企業なのか、それとも営業やその他の部署に異動の可能性があるのか、などもなかなか聞けない部分だと思います。

エージェントをご利用いただければ、そのあたりのミスマッチをできる限り少なくすることが可能ですので、ぜひご登録いただけるといいのではないでしょうか。 

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