- 30代
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profile 中小企業で決算に携わる34歳の男性です。職務経歴書を書く際に、時系列順に書くか、経験した業務別に書くかで悩んでいる。
- Q
- 中小企業で決算に携わる34歳の男性です。
いままでメーカーを中心に3社の経理部で働いてきました。
職務経歴書の書き方で質問です。
時系列順もしくは直近の経験からさかのぼる形で記載するのが、一般的なのかと思います。
しかし、会社ごとに経験してきた業務で重複するものがあるので、「経験した業務」という軸で記載するのでも問題はないのでしょうか。教えてください。
- A
- 職務経歴書の冒頭に要約のような形で今まで経験してきた業務を列記するというのは、わかりやすいのでとてもよいと思います。
しかし「決算の仕事をしてきた」と書いてあっても、上場企業の決算か中小企業の決算かで規模や内容なども違ってきますので、やはり会社ごとに何の仕事をしていたのかを詳細に記すのが無難ではないでしょうか。
また必ずしも職務経歴書は時系列に記入する必要はありません。
新卒で入社してからずっと経理業務を担当していた場合は、最初に入社した会社から順番に職務経歴を記入していけばよいと思います。最初の業務は営業などで、途中から経理に転職した場合などは、直近の会社でやっている経理業務から最初の業務までをさかのぼる形で記入をしてもよいと思います。その場合、経理業務に関係のない職務については簡潔に記入をするのみでも問題ありません。
またすべての人事に「この人いいな」と思わせる共通するテクニックというのはないのですが、職務経歴書作成のコツというものはあります。
応募要件や求める人物像などに合わせて、このような人材が欲しいのではないかと推察し、それに当てはまるような部分を強調したり、エピソードを用意したりすることです。
例えば、「経理業務以外のことでも積極的に改善を促すような姿勢のある人」が欲しいのかなと思った場合は、ご自身が職場環境を改善したエピソードなどを職務経歴の下につけ足しておくなどです。マネージャーポジションの募集であれば、「社内メンバーとのコミュニケーションを改善するためにこのような働きかけをしていました」などの話も評価されるかもしれません。
無理のない範囲で、これまでの自分の経歴や業務以外でも貢献できる部分などをアピールするのが、よい職務経歴書と言えると思います。