30代
profile 中小企業の経理部で働く35歳の男性。転職活動を始めて1カ月になるが、書類は通るものの面接をなかなか通過できずにいる。 
Q
中小企業の経理部で働く35歳の男性です。新卒時は大手メーカーの経理で働いており、現在の会社では決算のとりまとめをしています。

転職活動を始めて1カ月になり、書類は通り面接に進んだ企業はあるものの面接をなかなか通過できません。

個人的に経理パーソンとしてのスキルや経歴としては悪くないと思っていますが、通らないということは面接で何か失敗しているという気もします。人事や現場担当者が面接時に見ているポイントのようなものがあれば教えてください。

 
A

企業によっても見ているポイントは若干異なるかもしれませんが、大きくは下記の2点を見られていることが多いと思います。

1. 活躍してくれる人材かどうか

2. 定着してくれる人材かどうか

1に関しては、経理的なスキルが期待水準にあるのかどうかはもちろんですが、仕事に対して主体的なのか受け身なのか、未知の業務に対する姿勢は前向きなのか慎重なのか、他者に対する関わり方はどうか、知識の吸収や勉強に対する姿勢はどうかなど、様々な角度から掘り下げられると思います。

2に関しては主に退職理由から判断されることが多いと思います。その理由がやむを得ないものなのか原因を他責にしているのかなど、採用した場合に簡単に辞めてしまわない人かどうかという点を見られています。

他にも企業選びの軸がはっきりしていて、それが応募企業にしっかりあてはまっているようであれば、受け入れ側としても安心材料となります。

「転職先を選ぶにあたっては明確な条件が自分の中にあり、それが貴社には当てはまることが非常に多いため、貴社に対する入社意欲を非常に高く持っております。また、入社した場合には、そう簡単には退職という道を選択することはありません」

一言でいえばこのような気持ちで応募している方なのかどうかを見極めるために様々な質問がされます。

質問者様が面接でどのようなアピールが足りないのかはこの場では何とも申し上げられませんが、このような点を面接では見られているということを意識して臨んでいただければと思います。

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