- 30代
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profile 規模の小さなメーカー(社員40名ほど)の経理で働く現在38歳の男性。転職することは確定事項であるが、辞める際に現在の会社に伝える「転職理由」は本当のことを言うべきか否か迷っている。
- Q
- 規模の小さなメーカー(社員40名ほど)の経理で働く現在38歳の男性です。28歳のとき経理未経験の中途で今の会社に入りました。休日に社員が集まりバーベキューをしたりなど、アットホームで雰囲気はよい会社です。
現在の年収が低く(250万、ボーナス無し)今後大幅に上がる見込みもないことと将来のキャリアを考え、転職を決意しました。すでに何社か面接を受け始めています。上司や社長に退職を告げる方法で相談があります。
会社には世話になったという恩はありますし、社内の人間関係にも不満はないので、辞める際に角を立てたくないという気持ちがあります。辞める理由として、「兄に誘われ家業を手伝うことになった」など、実際とは違う嘘の理由を言おうと思うのですが、これについてどう思われますか。
ちなみに、給料を上げてもらえないかという交渉はすでにしていますが、会社の業績があまりよくないという理由で却下されています。
- A
- 会社に対して恩も感じており、できれば退職はしたくないこと、一方将来設計を考えた際に年収面だけが唯一の転職しなければならない理由であること。このようなことを伝えながら、本当の気持ちをお伝えになられた方が良いのではないかと思います。
万が一にも家業を手伝っていなかったということが社長の耳に入った場合は、大きなショックを受けられると思います。また、本当の理由を伝えていれば、業績が改善された際には給与を上げるので戻ってきて欲しいと社長は考えるかもしれません。
金銭を理由に退職を伝えるということへの遠慮や、引き留められることを避けたい思いなど、様々なことが頭をよぎるので嘘の理由を伝えたいという気持ちが生まれるのだと思いますが、お世話になったという思いをお持ちなのであれば、真摯に向き合って理由をお伝えになられた方が良いと思います。