30代
profile 中小企業の経理部で働いている32歳の男性。ある程度、大きな規模のオーナー企業に転職する場合の注意すべきポイントを知りたがっている。 
Q
現在、50人規模の中小企業の経理部で働いている32歳の男性です。いま働いている企業は、創業一家が経営のポストを占めるいわゆるオーナー企業です。オーナー一族は50人中10人になります。

社内の雰囲気が家庭的であったり、会社理念の浸透度合いなど同族企業の良い面がある一方、それ以外の社員との待遇面の差が気になります。あとは、社内ルールなどもグダグダで、創業一族は昼休みを1時間半~2時間とっても特に問題視されないのに対して、一般社員はきっかり45分のみ、創業一族は車通勤可に対して一般社員は電車通勤のみ可など。

また、経理で上のポストに上がったとしても権限がかなり制限されるということもあり、まだ30代前半のうちに転職を検討し始めました。

やっと行きたい企業をみつけたのですが、その企業も同じく同族企業(200人規模)。サントリーぐらいの大企業になれば、同族企業といえどわたしが体験したようなことはないのでしょうが、この規模の同族企業への転職で気をつけることがあれば教えてください。
A
残念ながら質問者様が気にされているようなポイントについては、企業の規模の大小で判断できることは少ないのではないかと思います。

あくまでもオーナー一族の考え方やスタンスによって企業文化が形成されますので、この「企業の文化について社員から生の声を聞く」という以上に有力な方法は無いと思います。

一方、面接の場などではなかなか踏み込んだ質問もしにくく、ネガティブな情報は意図的に伏せられてしまうかもしれません。そこでお薦めなのは、直近で中途入社された方との面談を、内定を得た後にお願いするという方法になります。人事、管理職、役員などと同席の場だと忖度してしまうこともあると思いますので、あくまでも1対1の場をお願いしてみてください

経理として入社された方がいらっしゃればベストですが、企業文化を知ることが目的ですので他の職種でも良いと思います。内定を出した以上は、企業としてもある程度要望に応えようとしてくれるはずですので、遠慮なくお願いしてみてください。 

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