- 20代
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profile 24歳、男性。上場企業の経理部に勤務。人とのコミュニケーションが苦手で困っている。
- Q
- 上場企業の経理部で働く社会人2年目(24歳)の男性です。もともと本当に人と話すのが苦手で、「人と話さずに済む職人的なイメージ」のある経理の仕事を選びました。
現在は売掛金の管理をやっていますが、予想に反し人と話す機会が多いと感じています。例えば、請求書の発行の場面では社内の営業と、銀行に入金があり内容が不明な場合は他事業部の売掛金担当者と、入金額の内訳がわからない場合はクライアントの経理部の買掛金担当に電話をします。定期的に手形の回収にクライアントへの訪問もあります。また、滞留債権について営業部門との会議も複数の課ごとにやるので、1カ月のうち会議のない日の方が少ないです。
現状はしんどいので、転職を考えています。経理も業種や部門によっては、人との会話が少なくて済むものなのでしょうか。原価計算など管理会計の分野は人との接触が少ないのでしょうか。いま働いている会社では、これらの部門は経理部にはないので、ほかの企業について教えてください。
- A
- 便宜上、「人と話す業務」と「人と話さない業務」を下記のように分類させていただきます。
・人と話す業務 = データだけでは判断できないため、関係者に確認を取ることが必要な業務
・人と話さない業務 = 伝票やシステムの情報から自己完結できる業務
恐らく現時点で一定数は後者のような人と話さない業務が存在していると思います。ただ、RPAやAIにより業務が効率化され、このような業務の大部分はいずれ人間が担当することは無くなるのではないかと思います。
求人の依頼を受ける際も、経理的なスキルよりも「コミュニケーションスキル」を求められる頻度の方が圧倒的に多いのが現状です。本当に人と話すことが苦痛で避けたいのであれば、経理はお勧めできる職種ではないかもしれません。