30代
profile 32歳、男性。上場企業の経理部に勤務。初めての転職活動をしており、転職先の選定には慎重になっている。 
Q
上場企業の経理部で働く32歳の男性です。転職先の勤務条件について質問があります。

例えば、コーポレートサイトにおいて、制度として存在する記載があっても(例:男性の育児休暇取得制度、毎週水曜日はノー残業デイなど)、現実には使えない制度や、使えたとしてもその後にしっぺ返しがくるような制度を見分ける方法はあるのでしょうか。

いまわたしが働いている会社は11~15時がコアタイムとなっており、規定上は経理においてもこの時間だけいればよいことになっていますが、実際に使っている人は一人もいません。

このように有名無実化している制度を事前に把握する方法はあるのでしょうか。
A
確かに応募をする側からすれば関心の高い問題だと思います。結論から申し上げると、こういった問題こそエージェントを通じて確認した方がよい点ではないかと思います。

ただし、ご自身で納得感を持って入社をするためには、やはり面接でご自身の口と耳で確認することをお勧めします。

例えば実際には半分程度しか運用されていないことについても、部門長が年内には完全運用するために尽力したいと思っていることや、その想いの裏にはメンバーを大切にしたいという気持ちが強く働いていることなどが聞ければ、結果として現時点で運用がされているかどうかを知る以上の価値があります。

逆に、あまり運用がされておらず、会社側もあまり突っ込んで欲しくないことであれば、もしかしたらその質問をすることでミスマッチと判断されてしまうかもしれません。

ただし、これで不合格になったとしても、望まない環境に間違って飛び込んでしまう可能性を考えれば、ありがたいことだと思います。

入社前に気になることは、全く遠慮をせずに面接で聞いた方がよいですし、自分自身が望む環境の企業であればあるほど、その質問に対して丁寧に説明してくれると思います。
 

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