30代
profile 30歳、男性。一部上場企業に勤務。ピンポイントで入社したい企業の求人をみつけたものの、応募要件を満たしておらず悩んでいる。 
Q
一部上場メーカーの経理で働く30歳の男性です。なんとなく見ていた求人サイトで魅力的な
求人をみつけたため、その求人に狙い撃ちで応募を考えています。
 
経験業務や経理としての勤務年数など、先方の応募条件はクリアしていましたが、1点だけ
ひっかかってしまったものがあります。「日商簿記2級以上必須」という記載がありましたが、
わたし自身、簿記の資格は持っていません。

取ろう取ろうと思いつつ、忙しさにかまけて受験をしてこなかったのを悔やんでも仕方ないのですが、
7年に渡り経理業務に携わってきたので、2級同等の知識はあるという自負はあります。
どうしてもいまのタイミングでこの企業を受けたいと思っているのですが、なにか方法はありませんでしょうか。
 
A
結論から申し上げると、ぜひ応募なさってみてください。

日商簿記2級については持っていないと仕事ができないというよりも、「経理という仕事を体系的に理解しているかどうかを手っ取り早くはかるための資格」という位置づけで応募要件に記載されている企業が多いように思います。

大事なのは日商簿記2級を持っているかどうかよりも、それに準ずる知識があるかどうかです。ただ、誰もが「日商簿記2級と同等の知識はあると思います」ということは言えるので、どれだけ説得力を持たせられるかが重要です。

2月、6月、11月に試験があるので、「次の〇月の試験に申し込んでおり、取得に向けて勉強を進めています」と言えれば口だけではないと感じます。

「貴社へ入社したい想いが強く、必要とあれば必ず次の〇月の試験で合格いたします。不合格の場合は契約終了にして頂いて構いません。〇月までの契約社員としてでも結構ですのでぜひ入社させてください」と言えば志望意欲の高さも伝わり、日商簿記2級を持っていないという理由のみで不合格になることはほぼ無くなるのではないかと思います。

いずれにしても応募要件に挙げられている条件なので、要件を満たしていないとしてもそれを補うような何かしらの自己PRは必要です。 

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