30代
profile 35歳、男性。中小企業の経理部に勤務。経験2社。 
Q

35歳、中小企業(メーカー)の経理部で働く男性です。昨今「経理におけるAI化が人間の仕事を奪う」
といった話をよく耳にします。ところが今わたしが働いている会社は人手不足の状態にあるため、あまり
実感として湧きません。

 

10年ほど前に働いていた一部上場企業では、大手メーカーと共同で経理システムを自前でつくっていました。
すでにこの時点で、毎月の繰り返しの業務における自働仕訳機能や請求書の自働発行機能が備わって
いました。会社側としては省力化により、経理部の人員を大幅に減らす計画だったようですが、これは頓挫
しました。経理部で働く人たちが色々と理由をつけて、自分の仕事を手放さなかったからです。

 

結局のところ、今いわれている「経理におけるAI化」においても同様のことが起こり、経理業務において多少の
負荷軽減がされるくらいで、人員が減ることはないのではと考えています。経理分野に特化した転職エージェント
としては、この辺をどうお考えか教えてください。

A
弊社はシステム分野の専門ではないのですが、人材紹介を通じて感じるところを申し上げさせていただきます。

経理の求人依頼をいただく際に、「簿記資格などの知識や、年次決算経験などの実務」を求められることがあります。これらは極端なことをいえば、簿記の知識がインプットされたロボットや、決算時の処理方法がインプットされたシステムに代替されてしまう可能性があります

一方で「コミュニケーションスキル」などを求められることがあります。具体的な例をあげると、たとえばシステム導入を進める際に、業務フローが変わることで難色を示す現場部門があったとします。これらの部門をを前向きな形で巻き込みながら、円滑にシステム導入を進めて欲しい、という業務になります。

これについては簡単にシステムで代替することは困難です。また、財務分析を行い、競合他社との比較、現場へのヒアリングなどを通じて課題を明確にし、優先順位をつけながら課題に対処していく、といったことも簡単にシステムで代替することは困難ではないかと思います。

世の中的にも、ルーチンの処理に関するような業務はできる限りシステム化し、逆にコミュニケーションが必要になる業務や分析・考察を加えるような業務に人員を充てていくという流れになっているのではないかと思います。
  

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