20代
profile 中小製造業の経理部で働く29歳の男性。面接の際に提示された年収に関し、どこまでアップの交渉ができるのか知りたがっている。
Q
中小製造業の経理部で働く29歳の男性です。売掛金の消込みなどの日常経理から決算まで幅広くやってきました。今後、結婚をするのですが、現在の給与が月22万円と額に不満があるため転職を考えています。

独自に下記のような待遇の求人(非上場製造業)に応募をし、提示された給与は月27万円でした。正直なところ現在より10万円アップの32万円は欲しいのですが、年収アップの交渉は可能なものなのでしょうか。提示された金額よりいくらアップまでなら交渉可能といったラインがあれば知りたいです。

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募集要項記載の待遇
給与25万以上
昇給1賞与2
社会保険完備 土日祝日、夏季、年末年始、GW、有給
勤務地 東京都港区
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またジャスネットのようなエージェントを介しての転職の方が、年収アップの交渉などは上手くいくものなのでしょうか。お教えください。
 
A
年収アップの交渉が可能かどうかですが、転職先の人事制度や昇給制度などによると言えます。年齢や経験に応じて年収が決まっている会社の場合、こういった交渉であなただけを特別扱いすることは難しいでしょう。しかしベンチャー企業などで、社長の一存で年収が決まるような会社であれば交渉の余地はあると思います。

そのうえで、もし給与が27万円であれば転職するつもりはないというのであれば、たとえどんな会社であっても交渉するしかないと思います。しかし、交渉してアップすればいいなという気持ちであれば、あまり交渉すること自体をおすすめしません

それによって内定が取り消されるということはありませんが、27万円の提示で積極的に入社してきた方と、年収の交渉をしてから、ある意味、妥協して入社してきた方とでは、会社側の印象も違うからです。この人はいずれもっと年収の高い会社に転職するかも、という懸念を持たれてしまう可能性がないとは言えないのではないでしょうか。

またエージェントを通しての交渉ですが、エージェントの場合はそもそもその会社に交渉の余地があるかどうかを事前に把握しています。

「この会社は年収に関してもう少し交渉できますよ」「交渉してもあがる見込みは少ないですが、どうしますか」など、求職者の方と相談しながら転職をすすめることができるのが大きなメリットだと思います。 

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