30代
profile 中小企業の経理部にてリモートで働く33歳の男性。withコロナ、ポストコロナの世界で、全国的にフルリモート可の求人は増えていくのかどうか知りたがっている。
Q
都内の中小企業の経理部で働く33歳の男性です。現在、2週間に1回くらいの出社はあるもののほぼリモートで仕事をしています。

ずっと家で仕事をしていると、日中は家を出ることもないですし通勤もないので、あえて毎日会社に行くことを念頭に置いたロケーションに住むこともないかなという気がしてきました。まだ持ち家もないので、今後は地元である近畿地方に戻ることも考え始めています。

地元の経理求人はまだまったく見ていないのですが、やはり首都圏と比べて数は少ないのでしょうか。また、年収は首都圏の企業と比べて、抑え気味なのでしょうか。

そもそもフルリモートが可能であるなら、移住したい地方の企業に就職する必要もない気がしています。例えば、北海道の企業に転職して、住むのは近畿地方というのも可能になってくる気がします。今後、全国的にこのようなフルリモート可の求人は増えていくのでしょうか。
 
A
おっしゃるようにリモートワークが浸透してきており、今後もその動きは加速していくものと思います。ただ、現時点では極端に離れた職場を選択するのは得策ではないように思います。また、採用側の企業としても採用を躊躇するのではないかと思います。

経理という職種柄、物理的に請求書が本社に送られてくることもあるでしょうし、税務調査や監査に立ち会うといったことも出てきますので、質問者様がイメージするようなフルリモートになるには多くの課題もあると思います。

仮に自社がその体制を整えたとしても、取引先がアナログに処理をする場合は、それに合わせる必要も出てきてしまうのではないかと思います。以上から、現時点では生活拠点と職場は一体で考えることをお薦めいたします。

その上で求人の状況ですが、経理の求人に関しては、やはり本社機能が集中している首都圏に集中しており、弊社で扱う求人数については近畿圏が首都圏の2~3割程度になります。年収の水準については厚生労働省が地域別の最低賃金を示していますが、感覚的ににはこの比率が近いのではないかと思いますので、参考になさってください。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/minimumichiran/(厚生労働省HP) 

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