これまでの退職理由を明確にし、希望の会社に合格
H.Mさん30代男性
転職前
- 勤務先製造業
- 職 種経理
- 年 収330万円
転職後
- 勤務先サービス業
- 職 種経理
- 年 収370万円
大学卒業後は営業職からスタートし、経理職へとキャリアチェンジしているMさんは、これまでに営業として2社で2年間、経理として3社で5年間従事してきました。
現職は大手メーカーで、ユーザーのサポートや原価計算を中心とした月次分析を担当しています。
現在お持ちの日商簿記2級の資格に満足することなく、日商簿記1級や税理士資格の勉強もされ、実務に生かしているMさん。「経理は自分の天職。スペシャリストになりたい」と望んでいましたが、営業への異動を打診されたことから、入社1年ではあったものの転職という手段を選ぶことにしました。
Mさんが担当エージェントに告げた、会社に対して重視するポイントは3つ。
まずはもちろん「経理職であること」。そして「経理業務を自社で完結しているところ」。
経理を幅広く経験したいと考えているため、決算業務や税務申告までアウトソーシングに出すことなく社員が担当していることが絶対条件でした。
そして今度の会社で定年まで勤めたいという思いから「離職率の低さ」も重視していました。
エージェントはMさんの挙げた条件を満たす求人として、日常経理から決算補助の経理スタッフを募集しているサービス業の会社をご紹介しました。
転職回数の多いMさんですが、それぞれの会社を辞めたのはやむを得ない理由がありました。
そこを会社側にご理解いただいて書類選考を通過し、面接で人物面を見ていただければ採用されるとエージェントは考えていました。
Mさんからエージェントのもとに送られた職務経歴書を確認すると、すべての社歴の中に「退職理由」が明記されていました。「あいまいにせずありのままをお伝えすることで印象も良くなるはず」と考え、そのまま提出することになりました。
会社側は応募書類を検討し、転職の理由について一定のご理解をいただいたのですが、それでも少し迷われていました。
そこでエージェントは、Mさんがこれまで3年の経理経験の中で必要なスキルを身に付けていることと、正直で信用できる人柄を強調し、「会っていただければ良さはおわかりになります」とお願いしたことで面接が決まりました。
Mさんには面接対策として、会社側が感じている不安を取り除いてほしいとアドバイス。
「こちらの会社の業務や社風に魅力を感じていて、採用していただけたら末長く頑張りたい、というMさんの思いが伝わるよう意識してみてください」
面接の結果、Mさんは裏表のない素直な性格で、向上心が高く今後伸びる可能性も感じさせるとの評価を得ました。
「これまでの転職理由も仕方がないと十分に納得できましたし、長く勤めてくれそうです」とご判断いただき、めでたく採用となりました。
Mさんの場合、転職回数が選考の要点になると考え、職務経歴書や面接の工夫をすることで良い結果に導くことができました。会社側が注目するであろうポイントを前もって明らかにし、対策を立てることによって成功につながるといえるでしょう。
大学卒業後は新規事業の立ち上げや、人材ビジネス業界での管理職として法人営業、社員育成に携わる。会計業務の請負なども経験する中で、より会計・経理・財務分野のプロフェッショナルに専門性を持って人材ビジネスに携わりたいという想いから弊社へ入社。人材ビジネス業界での長いキャリアから、キメの細かいサポートに強みを持つ。
K.Bさん 30代
男性 経理
T.Tさん 40代以上
男性 経理
O.Mさん 40代以上
女性 経理
N.Oさん 40代以上
男性 経理
T.Yさん 30代
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S.Nさん 20代
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H.Yさん 30代
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C.Jさん 20代
男性 経理