「英語を使う職場」を第一希望に再就職活動
H.Sさん20代女性
転職前
- 勤務先建設会社
- 職 種経理(派遣社員)
- 年 収380万円
転職後
- 勤務先電気機器メーカー
- 職 種経理
- 年 収400万円
Sさんは大学卒業後、市役所と区役所の非常勤職員として福祉職や保育職に従事。それから一般事業会社で派遣社員として1年半ほど経理の仕事を経験した後に、英語力を高めるためにオーストラリアに留学していました。留学期間を終えるタイミングで、帰国後の再就職先を探すために、当社にご登録されました。
Sさんの経理のスキルは、1年間の派遣社員時代に培った日常業務レベル。即戦力としては少々物足りないものがありますが、20代後半と若く、第二新卒での内定を十分に狙えます。
再就職先に対する希望は、留学を経て磨かれたTOEICスコア800点超えの英語力を生かせること。またSさんには、USCPA(米国公認会計士)の資格取得に役立つ専門的な英文会計の知識を身に付けたいという思いもありました。
Sさんに紹介したのは、外資系電気機器メーカーの日本法人。同社は、固定資産管理を担当する社員の退職に伴い、人材を補充することを計画していました。
同社は、まさにSさんが希望する「英語を使う職場」です。英語が飛び交うというほどではありませんが、海外にある本社とのやりとりなど、英語を使う業務がたくさんあります。そのことをSさんに伝えたところ、応募を決意されました。
書類審査は難なく通過し、迎えた一時面接での先方の評価も上々。Sさんの他にも、面接を受けた方がいたそうですが、高いコミュニケーション力、頭の回転の速さ、そして留学を経てTOEIC800点以上の英語力を持っていることが決め手となり、Sさんが通過しました。
一時面接で高い評価を得られたこともあり、実質的には役員との顔合わせの場となった二次面接。Sさんも「人事の方も現場の方も良い方で働きやすそうです」と同社に好印象を抱き、通常ならこのまま入社が決まるはずでした。
ところが、Sさんには内定を受諾する前に一つだけ解消しておきたい心配事がありました。外資系の会社は、業務が縦割りになっていることが多いことから、固定資産管理のチームに入ると、その業務にしか携わることができず、幅広く経理のスキルを身に付けることが難しいのではないかという点です。
そこで私は、入社後のキャリア形成について先方の担当者に確認。すると「最初は固定資産管理担当になるが、その後は異動もあり、十分に幅広い経験を積むことができる」という回答があり、それを聞いてSさんの意志は固まりました。
Sさんが同社で経理スキルを磨きながら、目標であるUSCPAの資格を取得し、グローバルに活躍することを願っています。
K.Bさん 30代
男性 経理
T.Tさん 40代以上
男性 経理
O.Mさん 40代以上
女性 経理
N.Oさん 40代以上
男性 経理
T.Yさん 30代
男性 経理
S.Nさん 20代
女性 経理
H.Yさん 30代
男性 経理
C.Jさん 20代
男性 経理