1年半にわたる介護休職、そして離職からの再就職
K.Kさん30代男性
転職前
- 勤務先介護離職中
- 職 種--
- 年 収--
転職後
- 勤務先ビル設備関連設計・施工会社
- 職 種経理
- 年 収418万円
Kさんは30代後半。当社にご登録をされた時は無職でした。Kさんのおばあさまの介護に当たっていたお母さまが病気で倒れられたため、Kさんが会社を休職し、おばあさまの介護を引き受けることに。やがて介護休職期間も終了したため、前職の会社を退職することになりました。その後、お母さまの容態が安定し、介護体制も整ったため、Kさんは再就職に向けて動きだしました。
Kさんは当社にご登録される前から転職活動を進めており、すでに内定を得ていました。しかし、その給与や待遇などは決してよい条件とはいえず、安定志向をお持ちのKさんであれば、本来なら絶対に断るべきです。ところが「ここを断ると他に転職先はないかも」という不安から、迷っていました。
そこで私は、Kさんご自身が、経験とスキルに適切な会社を選べるようになるサポートをすることにしました。休職・無職の期間は1年半ということで、それほど長いブランクではありません。休職理由も明確なため、これも大きなハンディになりません。経理職としての年齢相応のスキルや経験も積んでいます。Kさんには「必ず納得のいく転職先が見つかりますので、焦らないでください」と、自信を持って転職活動をするようにお伝えしました。
図らずも、私が紹介しKさんが応募書類を出した会社から、翌日には書類通過の連絡がありました。「見てください。ちゃんとKさんのことを評価してくれる会社があるんですよ」と証明することができました。これでKさんも少し自信を取り戻したようでした。
Kさんに紹介したのは、ビル設備関連の設計や施工を請け負う会社です。社員の定着率が非常に高く経営も安定しており、安定志向のKさんに適していました。同社は30代の経理職が手薄であり、経理経験を持つこの年代の人材を求めていました。 br> 面接に当たって私が心掛けたのは、Kさんに自信を持って本番に臨んでいただくことです。「今までの経験を生かして仕事に励みたい」という思いの丈を素直にアピールすることをアドバイスしました。 br> 一次面接後、同社の担当者から二次面接設定のご連絡がありました。二次面接にも自信を持って臨んでいただくよう、一次面接の先方の評価が抜群だったことをお伝えしました。
Kさんは今、この会社で働いています。慣れないことも多いようですが「良い会社です」と前向きな言葉を口にされていました。Kさんの新しい人生の出発をサポートすることができよかったと思っています。
大学卒業後、経理会計に特化した総合コンサルティング会社にて経理、営業に従事。その後、家業に従事したのち、一人でも多くの人が天職に就ける社会にしたいと願い弊社に入社。「転職活動は個人戦ではなく、家族、友人、そしてエージェントを巻き込んだチーム戦である」という思いを胸に、メーカーや急成長のベンチャー企業、第二創業期の企業など、さまざまな企業とのコネクションを築いている。
K.Bさん 30代
男性 経理
T.Tさん 40代以上
男性 経理
O.Mさん 40代以上
女性 経理
N.Oさん 40代以上
男性 経理
T.Yさん 30代
男性 経理
S.Nさん 20代
女性 経理
H.Yさん 30代
男性 経理
C.Jさん 20代
男性 経理