選択肢を一つでも多く持つことで、より自分に合った会社に入社
K.Rさん20代女性
転職前
- 勤務先学校法人
- 職 種保育・事務
- 年 収310万円
転職後
- 勤務先サービス業
- 職 種経理
- 年 収310万円
大学を卒業後、幼稚園に就職したRさん。3年間勤務し、「同僚や保護者の方たちとのやり取りの中で、計画性やコミュニケーション力が身に付いた」とおっしゃいます。その後、経理職を希望して退職し、職業訓練校で集中的に勉強して1カ月で日商簿記2級に合格。弊社で転職活動を始めました。
自らも簿記2級の勉強に取り組んだことのある担当エージェントは、「わずか1カ月で2級に合格するのは素晴らしい。地頭の良い方ですね」。
実際にRさんとお会いして、「親しみやすく穏やかな印象の中に、一度決めたことをやり遂げる芯の強さを感じた」と言います。また、Rさんの用意した職務経歴書を見ると、自己分析のしっかりできた完成度の高いものであったことから、客観的な分析能力や事務処理能力にも優れている方という印象を持ちました。
Rさんは、経理職が女性として長期的にキャリアの積める職種であると考え、キャリアチェンジを希望していました。そのため転職先に最も望んでいるのは、女性が長く働ける環境です。
エージェントはRさんの意向に応え、お子さんが小学校を卒業するまで時短勤務が可能で、男性の育児休暇取得率も高いサービス業の会社をご紹介しました。
実はRさんにご紹介した会社では、月次・年次決算業務の経験者を求めていました。経理未経験のRさんは応募要件を満たしてはいませんでしたが、エージェントはRさんの地頭の良さとともに、コミュニケーション力の高さをプッシュ。
会社側とは日頃より懇意にしていたこともあり、「そこまでおっしゃるなら一度お会いしましょう」と、面接が実現しました。
面接や簿記能力の試験の結果、Rさんは未経験ながら経理職としての潜在能力があると評価され、会社側は「ぜひ欲しい人材です」と、採用に対してすっかり前向きな姿勢に変化したそうです。
一次面接をパスしたRさん。会社の雰囲気や業務内容については満足していたのですが、総合職採用であるため、他の職種に異動になる可能性のあることが気になっていました。エージェントがRさんの思いを会社側に伝えたところ、これまでに経理として中途採用した人が実際に異動になった件数を調べてくださることに。
結果、そういった事例はほとんどないことがわかり、Rさんは二次面接に進むことを決めました。
ところが、Rさんが他に応募していた会社の一次面接が入り、日時が重なるという事態に。そちらの会社は異動の可能性がなかったため、エージェントはRさんから辞退する意志を告げられました。
そこでエージェントは、「そちらの会社の面接に行ってみて、Rさんには合わないと感じることも十分あり得ます。そのとき弊社でご紹介した会社を辞退してしまっていたら、もう戻ることはできません。可能性を残すために、できれば面接を別の日に設定し直して、両社とも面接を受けてみてはいかがでしょうか」とアドバイス。
Rさんも納得し、辞退はせずに予定どおり面接を受けることにしました。
そして迎えた二次面接の際、気にしていた異動について役員の方からあらためて詳しくご説明がありました。Rさんは面接の場で役員の方から直接話を聞くことができ、不安だった点が解消されて安心したとともに、会社側の真摯な対応に、「この会社で働きたい」という気持ちになったそうです。
無事採用が決まり、Rさんはエージェントに、「あのとき、辞退することを止めてもらえて本当に良かったです。感謝しています」とおっしゃってくださいました。
「自分に合った会社と出会うためには、たくさんの会社を見て検討することが大切です。エージェントとして、転職活動する方に一つでも選択肢を増やせるよう心掛けていたことで、Rさんにとって良い結果につながったと思います」
大学卒業後、経理会計に特化した総合コンサルティング会社にて経理、営業に従事。その後、家業に従事したのち、一人でも多くの人が天職に就ける社会にしたいと願い弊社に入社。「転職活動は個人戦ではなく、家族、友人、そしてエージェントを巻き込んだチーム戦である」という思いを胸に、メーカーや急成長のベンチャー企業、第二創業期の企業など、さまざまな企業とのコネクションを築いている。
K.Bさん 30代
男性 経理
T.Tさん 40代以上
男性 経理
O.Mさん 40代以上
女性 経理
N.Oさん 40代以上
男性 経理
T.Yさん 30代
男性 経理
S.Nさん 20代
女性 経理
H.Yさん 30代
男性 経理
C.Jさん 20代
男性 経理