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一般事業会社の内部統制の職務経歴書の書き方とサンプル

書き方のポイント

グループ全体の規模感が伝わるように記載する

内部統制については本社のみならず、工場や支社、子会社など、業務上、多くの組織と関わる職種になります。国内外の割合も含め、どの程度の規模の組織に所属し、どのくらい多くの組織に関わっていたのかが伝わるように記載します。

他者と差別化が出来るような実績について記載する

業務の性質上、構築、運用、評価、文書作成など、定型的な業務の羅列に終始してしまいがちですが、これでは不十分です。現場部門の業務改善やフローの見直しを行う上で、どのような関わり方をしてどのような改善を行ったかなど、具体例を記載することで仕事に対する姿勢や実務的な内容が読み手に伝わるように記載します。

他部署との関わり方について意識していることを記載する

基本的に全ての業務において、様々な部門や立場の方と関わりながら業務を進めていくことになるはずです。上司や部下、プロジェクトのメンバー、子会社や各現場など、自分が期待した結果を出すためには、関係者の協力が不可欠です。円滑に業務を進めていく上で、業務上心がけていることや、人との関わり方で意識していることなどがプラスの材料として伝わるようにしましょう。

サンプル

※サンプル内にあるポイントの上にカーソルを乗せるとアドバイスが表示されます

職務経歴書

20○○年○月○日現在
氏名 ○○○○

要約
大学卒業後は上場企業に入社し、支店や子会社も含めたグループ全体の内部統制の推進に携わっております。全社横断的なプロジェクトの事務局リーダーとして、コミュニケーションを重視し、チームとして目的を達成するために必要な課題解決についても率先して取り組んで参りました。
職務経歴

○○○○株式会社 (20○○年○月~現在)
従業員:○○人 資本金:○○円 売上高:○○円 ポイント 会社の企業規模がわかるデータについて 従業員数、資本金、売上高の情報がわかることによって取引規模がイメージしやすくなるため、正確な情報を記載します。
事業内容:精密機器の製造・販売 ポイント 就業した会社の情報について 事業内容が記載されていることで、その業界について知識があるとアピールすることにもつながります。

職務内容
<内部統制推進室-部下○○名> ポイント 所属・職位について 所属していた部門やグループをわかりやすく記載します。管理職の場合は、マネジメントしている部下の人数、入社後何年でその役職に就いたのかわかるようにします。

  1. 国内外の子会社、支店、工場に関する業務監査の実施(国内子会社○社、海外子会社○社、支店○拠点)
  2. チェックリスト作成、業務文書化、整備状況評価、運用状況評価テスト、報告書作成 等
  3. 業務フローの改善・見直しに関する提案
  4. 各拠点における管理職への運用研修・説明会の実施
  5. 海外子会社に向けた内部統制資料の翻訳業務

■実績
M&Aにより子会社となった企業については従来非上場企業であったため、内部統制の導入から運用までの一連の業務に携わりました。約1年間で他グループ企業と同水準の運用が出来るまでの体制を構築する事ができました。 ポイント 業務へのかかわり方について 他者と差別化が出来るような実績について記載します。また、仕事に対する姿勢や実務的な内容が読み手に伝わるよう、具体例を記載しましょう。

資格・免許・PCスキル
  1. TOEIC公開テスト700点(19○○年度)
  2. CIA(20○○年○月)
  3. Word、Excel
自己PR
内部統制を推進する上では、現場に事務的な負荷を強いる場面も多くございます。あるべき論での議論では現場の協力や理解を得られないことも多いため、できる限り社員とのコミュニケーションを密にとり、企業のブレーキとならない方法を追求する姿勢を持つよう努めております。
また、業務フローの見直し・改善などについても現場任せにせず、自らが道筋を作るような関わり方を意識して進めております。より海外との関わりが多い企業で、英語力の研鑽を積みながら、グローバルに活躍が出来る人材を目指して転職活動に臨んでおります。