年収減も覚悟して残業が少ない会社に転職
Y.Iさん40代以上女性
転職前
- 勤務先環境コンサルティング
- 職 種経理
- 年 収650万円
転職後
- 勤務先企画運営
- 職 種経理
- 年 収370万円
Iさんは、かつて税理士になることを目指して試験勉強に励んでいました。しかし残念ながら夢をかなえることはできず、8年前にベンチャーに入社。その会社はIさんの在職中に急成長を遂げ、社員数は約5倍、売上は30倍以上になり、Iさんも重要な仕事を任されていました。
ところがあまりの忙しさとストレスから、Iさんは体調を崩してしまいました。これをきっかけに、今までのような仕事優先ではなく、自分の体と生活を大切にした生き方がしたいと考えるように。それを実現するために、転職活動を開始しました。
転職先に対するIさんの希望は、「給料は大幅に減ってもいいから、ワークライフバランスを実現できる会社で働きたい」ということ。また、責任の重いマネジメント職ではなく、スタッフ職での就業を希望していました。
Iさんは前職の会社では、主任として後輩社員を指導しながら経理を切り盛りしており、スキル、経験ともに申し分ありません。そのためマネジメント職として紹介できる求人は複数ありました。しかし、スタッフ職となると、40代の人材を積極的に採用しようとする会社はさほど多くはありません。
そんな中、私が紹介したのは、社員数20名弱の企画運営会社。同社では経理担当者が定年退職を間近に控えており、後を継げる人材を探していました。ここまではよくある募集案件ですが、今回の案件が他と違っていたのは、同社では税務を外注せずに税務申告書の作成などを社内で行っていたこと。そのため、「税務もできる経理スタッフ」を求めていたのです。
通常、税務知識を持った経理スタッフとなると希少性が高いため、年収もその分高めになります。しかし、同社は業務量が多くないため、高い年収を払うことはできず、採用活動に苦戦していました。
Iさんは「給料は減ってもいいから、残業が少ない会社で働きたい」という希望があり、同社は「税務の知識がある人が欲しいけれど、高い給料は払えない」と考えており、双方のニーズが合致しています。面接を実施すると、非常にスムーズに進んでいきました。
1次面接は、管理部長と定年退職を控えた経理担当者との間で行われることになりました。実は、先方の経理担当者は以前当社に登録していたことがあり、私が担当者でした。その時に信頼関係ができていたため、「あなたが紹介してくれる人なら安心です」と言っていただいていました。これも面接がスムーズに進行した要因の一つだと思います。Iさんも同社のことを、「会話しやすく、良さそうな会社だと感じました」と好印象。Iさんは、2次の社長面接も難なくクリアし、内定を得ることができました。
K.Bさん 30代
男性 経理
T.Tさん 40代以上
男性 経理
O.Mさん 40代以上
女性 経理
N.Oさん 40代以上
男性 経理
T.Yさん 30代
男性 経理
S.Nさん 20代
女性 経理
H.Yさん 30代
男性 経理
C.Jさん 20代
男性 経理