20年間の経験を武器にして大手会計事務所へ転職
H.Nさん30代女性
転職前
- 勤務先税理士法人
- 職 種税務
- 年 収320万円
転職後
- 勤務先総合会計事務所
- 職 種経理
- 年 収360万円
九州の地方都市に住んでいるNさん。高校卒業後、地元のいくつかの税理士事務所で、約20年にわたって税務や会計の経験を積んできました。しかし同時に、女性スタッフには補助的な業務しか与えられない、業績が悪化して事業の存続が危うくなるなど、複数の税理士事務所で不幸な状況を強いられてきました。
そのため当社にご登録された時、税理士事務所はもうこりごりという思いが強く、事業会社への転職にとどまらず、会計職とは全く異なる職種へのキャリアチェンジも本気で考えていました。
しかし、私はNさんの履歴書を見て、複数の事務所での20年間の経験を手放すのはもったいない、その経験を生かし、武器にすべきだと考えました。
ちょうどそのころ、私がお付き合いしている東京に本社を構える大手会計事務所が、Nさんの住むエリアに事務所を開設し、スタッフを募集していました。同事務所は、日商簿記2級以上の有資格者で、事務所経験者を求めており、Nさんは条件を満たしています。
Nさんは当初、事務所ということもあり、難色を示されました。そこで、私は、これまでNさんが経験してきた小規模な事務所とは全く異なる職場であることを説明しました。その結果、Nさんは応募することを決意しました。
応募の段階になると、小規模の事務所での経験しかないNさんは、経験の不足を心配するようになりました。自信がないまま面接に臨むと、たいていの場合は失敗に終わります。エージェントである私の役割は、Nさんに自信を持たせ、面接へ臨んでもらうこと。そこで、「20年間の経験を事務所側は必ず評価してくれます」と伝え、また「複数の事務所を経験していることは強みになります」と背中を押しました。
一方、事務所側には、Nさんの経歴を伝え、「不幸な転職を体験してきたため、事務所で働くことに迷いが生じている部分がありますが、スキルや経験は申し分ありません」とフォローの連絡をしました。
こうして迎えた一次面接でNさんは、かなり緊張してしまったようでした。しかし事務所側はNさんの経歴を高く評価し、二次面接へ進みました。そして二次面接も無事通過し、Nさんは内定を得ることができました。
同事務所は、これまでNさんが勤めてきた事務所と違い、福利厚生面が充実しています。年収がアップし、残業時間も大きく減ることになり、Nさんは喜んでいました。
また、事務所から「良い人に巡り合えた」とお礼の手紙が届きました。Kさんは同事務所で、大手企業からの委託業務を担当しています。大変だけれど楽しくやりがいを持って仕事に取り組んでいるようです。
大学卒業後、経理会計に特化した総合コンサルティング会社にて経理、営業に従事。その後、家業に従事したのち、一人でも多くの人が天職に就ける社会にしたいと願い弊社に入社。「転職活動は個人戦ではなく、家族、友人、そしてエージェントを巻き込んだチーム戦である」という思いを胸に、メーカーや急成長のベンチャー企業、第二創業期の企業など、さまざまな企業とのコネクションを築いている。
K.Bさん 30代
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