実務に携わりつつ資格の勉強のため事務所に転職
Y.Hさん20代男性
転職前
- 勤務先建設会社
- 職 種経理
- 年 収470万円
転職後
- 勤務先税理士事務所
- 職 種税務
- 年 収380万円
Hさんは、事業会社に勤めながら税理士試験の2科目に合格された方です。目標は残りの3科目に合格して税理士の資格を取ること。また将来の夢として、いずれは税理士として独立したいという思いもお持ちでした。Hさんはその実現のため、税理士事務所で実務経験を積みながら試験勉強に取り組んでいくことがベストだと考え、当社にご登録されました。
働きながら2科目も合格されたというのは、Hさんが大変優秀な人物であるということです。しかもまだ20代半ば。Hさんのような方であれば、欲しがる事務所はたくさんあります。
一方、Hさんの転職先に対する希望条件は、残業がそれほど多くなく、税理士資格の取得を推奨している環境であること。また、より多くの税務経験を積むために、コンサルティングがメインの事務所よりも、税務書類の作成や申告・申請業務を数多く手掛けている事務所を希望していました。
Hさんには全部で20社ほど紹介しましたが、そのうちの一つが、とある老舗税理士事務所でした。この事務所では、若手社員については入社後の2~3年間はあまり残業をさせず、社員が試験勉強に取り組める時間を持てるようにしています。また試験直前には、1週間程度の試験休暇が取得できる制度も整備されていました。また、老舗だけあってクライアントは中小企業から大企業までバラエティーに富んでおり、さまざまな経験が積めるという点でも魅力的な職場だといえました。
ただ、Hさんとしては面接の時点では同事務所が第1志望だったわけではなく、いくつか受ける事務所のうちの一つという位置づけだったと思います。志望度がぐっと高まったのは、面接の時に事務所側から「今後は農業分野の法人の税務にも力を入れたい」という話を聞いたからです。実はHさんは農学部出身ということもあり、農業に対する強い関心を持っていたのです。
今回の案件に当たって私は、採用担当者に対してあらかじめ「Hさんは数社から内定が出るような優秀な方です。もし採用されたいのなら、早めに内定を出してください」と伝えていました。すると先方は、本来なら二次、三次と面接があるところを、一次面接が終わった段階で内定を出してくださいました。
実際にHさんは複数社から内定を得ました。内定を早めていただいてことで、他の内定社と比べることができ、結果的に、納得して同事務所を選ばれました。今は新しい職場で元気に働いておられるようです。年収こそ下がりましたが、Hさんは資格取得に向けてベストと思われる転職先を選ばれたと思います。事務所内でのHさんの評価は非常に高く、先方の採用担当者から「ぜひまたHさんのような方を紹介してほしい」と言われています。
大学卒業後、経理会計に特化した総合コンサルティング会社にて経理、営業に従事。その後、家業に従事したのち、一人でも多くの人が天職に就ける社会にしたいと願い弊社に入社。「転職活動は個人戦ではなく、家族、友人、そしてエージェントを巻き込んだチーム戦である」という思いを胸に、メーカーや急成長のベンチャー企業、第二創業期の企業など、さまざまな企業とのコネクションを築いている。
K.Bさん 30代
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