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経理 30代の転職成功事例

スキルアップと女性が働きやすい職場を求めて転職

M.Iさん 30代 女性のイメージ

M.Iさん30代女性

転職前
  • 勤務先アパレルの製造販売会社
  • 職 種経理
  • 年 収450万円
転職後
  • 勤務先求人サイトの運営会社
  • 職 種経理
  • 年 収450万円

POINT転職成功のポイント

  • 公募で転職活動をしていたが成功せず、エージェントに相談
  • 決算まで任せてもらえる職場を希望
  • 条件に合わない会社に見えたが、エージェントの得た情報で判断

経理の仕事により深く関わるため、転職を決意

M.Iさんは、アパレル関連の製造販売会社で6年ほど経理業務を経験してこられました。同社では、決算の取りまとめなどの重要な業務については会計事務所に任せており、仕事の範囲が限られていたことからスキルアップを希望、ご自身で転職活動を始められました。ところがなかなか思うようにいかないため、ジャスネットキャリアにご登録されました。

6年という経験はあるものの、経験してこられた業務内容や30代半ばという年齢を考えると、必ずしも転職に有利な状況とはいえません。そこでまず、M.Iさんの希望と募集企業の希望のすり合わせを行いました。

M.Iさんが転職先に求める条件として、決算など、これまで行ってこなかった部分を含め、経理業務全般を任せてもらえること。次に、将来のことを考え、産休や育休制度が整っていることを挙げていらっしゃいました。

エージェントの得た情報で、女性でも長く働ける職場であると判断

候補となる転職先企業を探すにあたり、決算まで内部で行っている会社をピックアップし、その中からM.Iさんが長く働けそうな会社に絞っていきました。M.Iさんは明るくて活動的な方なので、落ち着いた社風の会社よりも、若い社員が多くて活気のある会社が合うと判断し、上場したての美容・健康系の求人サイト運営会社に目星をつけました。

実はこの会社、産休や育成制度が整備されていませんでした。もし、M.Iさんがおひとりで転職先を探していたら、条件に合わず応募していなかったかもしれません。ただ、こちらの会社はこれまでは結婚や出産を経験していない若い社員が多いため、制度を整備する必要がなかったという事情がありました。ただ、転職をした場合に直属の上司になる女性の経理マネージャーが妊活中であり、女性が働きやすい職場環境の整備について理解があることを、エージェントとしてこの会社と関わっていた私は知っていました。このことをM.Iさんに伝え、面接を受けることが決まりました。

また、これは選考の過程の中で判明したことですが、社長(男性)にお子様が生まれたばかりで、社内環境整備への意識が非常に高まっている状況でした。そのことで、M.Iさんも「長く働けそうだ」という手応えを得たようです。

スキルの不足分は、将来性を示してカバー

会社側の希望は「決算まで任せられる人材」でした。M.Iさんの経歴ではスキルが不足していましたが、面接でいかに将来の可能性を示せるかがポイントと考えました。同社には以前にも人材をご紹介したことがあり、面接では入社後のキャリアについて質問されることが分かっていました。そこでM.Iさんには、今まで取り組んできた仕事を整理し、入社後にどう生かすのかをまとめておくことに加え、面接を担当する経理マネージャーはざっくばらんに話せる人だということを伝え、積極的に質問をするようにアドバイスしました。

面接の結果、「この方であれば、未経験業務でも向上心を持って取り組んでくれるはずだ」と、M.Iさんのコミュニケーションスキルと前向きな姿勢が評価され採用が決定しました。

先日、経理マネージャーにお会したところ、M.Iさんのことを将来のリーダー候補として期待されていました。

小林 日沙香のプロフィール

担当エージェント

小林 日沙香 Hisaka Kobayashi

大学卒業後、医療系専門商社で営業職として3年間勤めた後、エージェントに転職。業種を問わず、主に中小企業を担当。採用のミスマッチが起きないように、企業側に対しては登録者の人柄を、登録者に対しては会社の雰囲気を細かに伝えることを心掛けている。また採用決定後のアフターフォーローも大切にしている。

【専門領域】
  • メーカー(医薬品、医療機器)、IT
  • 上場企業、大手企業、ベンチャー企業

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