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公認会計士 40代以上の転職成功事例

キャリアアップのラストチャンスと考え転職に挑戦

T.Iさん 40代以上 男性のイメージ

T.Iさん40代以上男性

転職前
  • 勤務先サービス業
  • 職 種財務
  • 年 収800万円
転職後
  • 勤務先インクメーカー
  • 職 種経理
  • 年 収870万円

POINT転職成功のポイント

  • 前職の会社では昇進が望めなかったため、転職を決意
  • 候補企業の経理部長の定年が近く、次期候補を模索中との情報を入手
  • エージェントから細かい情報を得て、応募先を選定

40歳前半、転職によるキャリアアップを狙う

Iさんは公認会計士試験を合格後、大手監査法人に勤務。約7年間勤めてサービス業の会社に転職された40代前半の方です。監査法人では外資系企業の法定監査や上場準備のアドバイザリーなどに携わり、サービス業の会社には上場準備のために入社。監査法人や証券会社と連携しながら、各部署や海外子会社の協力を得て連結決算体制を整備、上場資料の作成も担当していました。

しかし上場が取りやめとなり、その後は財務経理部門で課長職を務めていらっしゃいました。同社で働き始めて約9年。Iさんは40代前半になっていましたが同社には昇進制度がなく、待遇の向上も見込めないことから、「キャリアアップを目指して転職するのならラストチャンス」と考え、ジャスネットにご登録いただきました。

募集の背景や昇進の可能性の情報を事前に入手

Iさんは40歳前半という転職においてはハンディとなる年齢に達していましたが、高いスキルと豊富な経験の持ち主です。英語も堪能であり、公認会計士のほかにUSCPAの資格も取得しています。
当社からは、30代前半の方にご紹介するのと同数の企業をご紹介し、その半数に応募されました。書類選考を通過したのは、その8割ほど。Iさんが選ばれたのは、一部上場のインクメーカーでした。同社に応募するに当たって、Iさんとは何度もメールのやりとりをしました。Iさんは今回の経理職募集の背景や組織構成、年収や残業時間について詳しく知りたがっていました。中でも気にされていたのは、転職のきっかけともなった入社後の昇進の可能性についてでした。そこで私は、その都度企業側と連絡を取って細かい情報を入手し、Iさんにお伝えしました。

今回企業側が人材を募集するに至った経緯は、経理部門の部長が定年間近となっており、次期部長候補にふさわしい人材を採用したいというものでした。また、同社は海外展開に力を入れようとしていたため、次期部長候補にはそのキーパーソンとなるだけの能力を求めていました。まさにIさんにぴったりの案件だといえます。それでIさんも心を決めたのだと思います。

先方担当者の性格を考慮し、等身大で面接に当たるよう指導

面接に関してはさほど心配はしていませんでした。というのも先方の担当者は、会社の内情や入社後に求める成果、将来のポストなどについて、ざっくばらんに話してくださる方だったからです。Iさんにも、ご自身の志望動機やこれから取り組みたい業務について、取り繕わずに正直に話していただくよう伝えました。

一次面接が終わった時点で、Iさんは「できればこの会社で働きたい」という思いが高まったようです。最終面接は先方の経理部長と人事部長、Iさんの3人の食事会という形で行われました。終始和やかな雰囲気だったようで、最終面接後にすぐに内定が出ました。 入社後のIさんについては、会社側から「頑張っておられます」という話を聞いています。最初は慣れない業務に戸惑っている部分もあったようですが、経理部長がIさんのことをいろいろと気に掛けてくださるようで、今ではすっかり職場になじんでいるようです。

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