女性が活躍する独立系税理士法人の大阪事務所を選択
W.Sさん20代女性
転職前
- 勤務先会計事務所
- 職 種入力代行
- 年 収280万円
転職後
- 勤務先税理士法人
- 職 種税務・会計コンサルタント
- 年 収360万円
新卒で銀行へ入行してローン係に配属されたSさんは、住宅ローン融資などを担当したことで税務に興味を持ち、税理士へのキャリアチェンジを決意。税理士ならば結婚、出産など生活スタイルが変化しても男女にかかわりなく通用すると考えたのも大きな理由です。
税理士試験の消費税法に合格し、5年間勤めた銀行を辞めて知人の紹介で会計事務所に入所。税理士補助として会計ソフトの入力代行業務をメインに就業しながら税理士試験の勉強を続け、順調に税理士試験の法人税法にも合格しました。一時的にご実家に戻ることになったのをきっかけに退職して勉強に専念していましたが、関西に戻られたことを機に本格的に転職活動をスタートさせました。
希望する転職先は、「税理士として一人前になるまでフォロー体制が整っていること」「幅広い業務を経験できること」、そして最もこだわっているのが「女性が活躍できる環境であること」の3つです。
担当エージェントがSさんにお会いして感じたのは「とにかく聡明で、キャラクターも素晴らしい方」。
「税理士試験で最難関といわれる法人税法は後回しになることが多いのですが、Sさんは2番目に、しかも一度で合格していることからも頭の良い方とわかります。銀行に5年間勤められて対人能力も磨かれていますし、面談をしてもどんな人からも好かれる感じの良い方です。Sさんは小さな会計事務所での勤務経験しかありませんが、地頭の良さ、仕事をやり切る姿勢、対人関係構築力の高さ、その将来性から、BIG4を含む大手にも十分採用され、また活躍されるだろうと感じました」
エージェントはBIG4を含め大手税理士法人3社にSさんをご紹介しました。通常であればSさんのように実務経験がほとんどない場合、「試験に全部合格してから来てください」となることも多いのですが、3社とも「確かに欲しい人材です」と絶賛。エージェントは「Sさんが“女性が活躍できる環境”を希望しているとお伝えし、それに沿った面接をしていただきたいとお願いしました」。
一つの税理士法人では産休を取った女性マネージャーを面接官に据えるなど、各社Sさんに向けた面接を工夫してくださった中、Sさんが選んだのは、全国展開する独立系税理士法人の大阪支部。年収が100万円以上高い他社を辞退しての選択でした。
「こちらの支部長が女性なんです。仕事の面白さや大変さとともに、自らが男女の区別なく成長できたというお話をしてくださったそうです。目の前にいる人が、東京に次ぐ大きな事務所でトップを張っているわけですから、決め手となるのに十分だったようですね」
「Sさんならどこでも採用されますから、今回私は何もしていない」とエージェント。Sさんのポテンシャルの高さを会社側にお伝えできたことと、Sさんに自信を持っていただいたことだけだと言います。
「Sさんは銀行から知人の紹介で小規模の事務所に入っていましたので、転職市場について調べることもなく、ご自身の価値をご存知ではありませんでした。弊社にご登録いただかなければわからないままだったかもしれません。『そんな大手は自分には無理なのでは』と心配されていましたので、『堂々と自信を持ってください。面接では下手に作ろうとせず、そのままのSさんを出してくだされば大丈夫』と送り出しました」
とても謙虚なSさんですが、エージェント曰く「内には負けず嫌いなところを秘めていて、決して『できない』とは言わない方」。税理士試験のあとに入社予定で、「試験は残り3つすべて合格します。実務経験はほとんどないので今は遅れていても、入社したら必ず追いつきます」と闘志を燃やしていらっしゃいます。
Y.Yさん 30代
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Y.Kさん 30代
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