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経理 30代の転職成功事例

学歴の応募条件を突破し、子育てと両立しながら働きたいという希望を実現

M.Tさん 30代 女性のイメージ

M.Tさん30代女性

転職前
  • 勤務先ソフトウェア販売・開発会社
  • 職 種経理
  • 年 収460万円
転職後
  • 勤務先日用品メーカー
  • 職 種経理
  • 年 収510万円

POINT転職成功のポイント

  • 仕事と子育てを両立できる環境を求めて転職
  • 希望に合致した会社は、大卒が条件だったため一度断念
  • エージェントが粘り強く会社側と交渉し面接を実現

不適切な指示ばかり出す上司に振り回される日々

Tさんは前職の会社で上司との関係に悩んでいました。経理経験がないその上司は、状況を考慮しない不適切な指示を出すことが多かったため、Tさんはいつもそれに振り回されてばかりいたそうです。とてもこなせない量の仕事を急に振られて、終電に間に合わないこともあったと聞いています。会社の規模も大きくなく、人事異動も望めなかったので、Tさんは将来のことを考えて転職することにしました。

小学校低学年のお子さんを育てながら働いていたTさんは、転職先の条件として、通勤時間が短くて済む勤務先を希望していました。しかし、Tさんが暮らしていたのは、都心から離れた郊外。Tさんの希望に合致する求人する案件は、それほど多くありませんでした。

大卒しか採用しないことにこだわる会社

そんな中、私が「Tさんにぴったり」と思う求人がありました。Tさんのご自宅から車で15分ぐらいのところに事業所を構える中小規模の日用品メーカーが、経理職を募集していたのです。残業時間も月10時間程度と少なく、子育てをしながら働くには非常によい条件でした。

経理職として10年以上働いてきたTさんは、日常経理から年次決算業務や財務業務まで、中小規模の会社で必要とされる経理の仕事は熟知しており、人手不足に悩む同様の会社であれば、ぜひ欲しい人材です。
ところが同社はTさんのことを紹介しても、首を縦に振ってくれませんでした。どうやら、同社の社長が学歴にこだわっており、Tさんの最終学歴が高卒ということが、選考から外れる理由になっていました。

扉をこじ開けてからはトントン拍子に選考が進む

そこで私は同社に対して、「Tさんは自信を持ってお薦めできる方です。ぜひ会ってください」と粘り強く説得を続けることにしました。ちょうどその頃、同社も求めるレベルに達した応募者がなかなかおらず、採用に苦労していました。「学歴の枠を取り払って考えてください」と何度もお願いし、なんとか面接の場を設けていただけることになりました。

一度面接までこぎ着けると、その後の選考はトントン拍子に進みました。Tさんは経理に関するスキルだけでなく、要点を押さえて簡潔に分かりやすく話すことができるなど、コミュニケーション力も優れています。先方の面接官は一次面接が経理部長、二次面接は社長が務めたのですが、二次面接が終わったその日のうちに、あれほど大卒にこだわっていた社長から「ぜひ採用したい」というお電話をいただきました。

今、Tさんはこの職場で大活躍しています。会社側からは、「先回りして物事を考えながら仕事ができる方なので、大変助かっています」というお声をいただいています。

佐藤 太郎のプロフィール

担当エージェント

佐藤 太郎 Taro Sato

大学卒業後は新規事業の立ち上げや、人材ビジネス業界での管理職として法人営業、社員育成に携わる。会計業務の請負なども経験する中で、より会計・経理・財務分野のプロフェッショナルに専門性を持って人材ビジネスに携わりたいという想いから弊社へ入社。人材ビジネス業界での長いキャリアから、キメの細かいサポートに強みを持つ。

【専門領域】
  • 流通、小売(食品、医薬品、化粧品)
  • 上場企業、株式公開準備、ベンチャー企業

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