実力不足も、意欲をアピールして内定を勝ち取る
R.Jさん30代女性
転職前
- 勤務先食品会社
- 職 種経理
- 年 収570万円
転職後
- 勤務先航空機リース会社
- 職 種経理
- 年 収600万円
Jさんは、TOEICのスコアが950点以上という非常に高い英語力をお持ちの方です。勤めていた親会社が買収されたことに伴い、残業量が増加。慢性的に残業時間が月60時間以上となったことで、体調のことを考慮して転職を決意されました。また、チャレンジ精神旺盛な方で、転職を機に、今までやったことがない新しい分野に挑戦してみたいという思いもあり、当社にご登録されました。
私が、真っ先に紹介したのは、前職では食品会社に勤めていたJさんにとって新しい分野となる、飛行機のリースを手掛ける会社の経理です。同社のクライアントは海外企業がほとんどで、英語力が必須の職場になります。Jさんも強い関心を示され、同社を第一志望として転職活動が本格的にスタートしました。
Jさんのスキルや経験は、先方の条件に満たない面がありました。先方は英文経理の経験者を希望していましたが、Jさんは英語での実務経験はほとんどなく、Jさん自身もビジネス英会話のスキルについて不安を抱いていました。
私はJさんに、むやみに不安がらず、まず面接時に先方のお話を聞いてから判断するようにアドバイスしました。
実は、先方もJさんの経歴を見て、「英文経理や英語のコミュニケーションに課題があると、それが理由で入社してもすぐに自信をなくして辞めてしまうのではないか」と不安を抱いていました。ただ一方で、たとえ現時点では実力不足だったとしても、今後伸ばしていきたいという向上心さえあれば、採用する心づもりだったのです。
そのことをJさんにも伝え、実力不足の点については、チャレンジ精神や意欲を全面的にアピールすることでカバーしていこうと話し合いました。
面接前に心構えができたこともあり、Jさんは面接でチャレンジ精神と意欲の高さを上手にアピールすることができました。一次面接の終了後、面接に立ち会った人事部長と経理部長から「英会話に関してはもの足りないところがありますが、Jさんなら今後の伸びしろが十分にありそうですね」という評価をいただきました。その後行われた、CFOや社長との面接でも、同様の評価いただき、Jさんは内定を勝ち取りました。
今Jさんは、この航空機リースの会社で元気に働いています。もともと高い英語力をお持ちの方ですから、英文経理のスキルや、英語コミュニケーション力を伸ばされていることでしょう。
大手金融機関一社で営業・営業統括・審査部門を経験し、その後弊社に入社。スピーディーでこまやかなフォローはご登録者・企業ともに信頼が厚い。取締役クラスから直接依頼を受ける求人も多く、意思決定者に直接推薦出来るネットワークが強み。
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