さらなるレベルアップを図るために上場企業に転職
S.Sさん20代男性
転職前
- 勤務先電気工事会社
- 職 種経理
- 年 収460万円
転職後
- 勤務先印刷会社
- 職 種経理
- 年 収400万円
社員数200名弱の上場子会社に勤務していたSさん。会社の規模が小さかったこともあり、数年でその会社で経理職として経験できることはほぼ積んでしまいました。そこで、「他の会社でスキルアップを図りたい」という気持ちが強くなり、幣社にご登録されました。
Sさんが希望していたのは上場企業でした。Sさんは年齢相応の経理スキルを身に付けており、コミュニケーション能力も非常に高いものがありました。人手不足の今の転職市場の状況であれば、上場企業への転職は十分に可能でした。Sさんはそれほど焦って転職をしたいと思っていたわけではなく、魅力的な会社が見つかれば応募するというスタンスで取り組んでいました。
そこで私からは、全部で15社ほどSさんに紹介しました。その中からSさんが選んだのは、大手印刷会社でした。同社が、印刷業という狭い枠組みにとらわれず、持っているリソースを生かしながらさまざまな事業を展開していることに興味を抱いた様子でした。
私は、過去にも何人か同社に人材を紹介したことがあります。その経験から、Sさんの経歴であれば書類選考は通過すると踏んでいました。しかし、関門は面接でした。これまで紹介した人は、面接時の突っ込んだ質問に的確に答えることができず、不採用になっていたのです。
そこで私は、Sさんに同社の面接の特徴を伝え、「IRや決算報告書などの資料を読み込み、企業研究をしっかりと行った上で本番に臨んでください」とアドバイスしました。
こうして迎えた一次面接の結果は上々でした。先方の担当者からは「コミュニケーション力が高く、準備をしっかりとされていたので感心しました」という連絡が届きました。一方、Sさんも、面接時に自分のことに興味を持って深掘りして聞いてくれたことに感動し、「同社に行きたい」という熱いメールが私にありました。
その後の二次面接、三次面接ともに順調に進み、Sさんは内定を得ることができました。しかし、思わぬ相談がSさんから寄せられました。
Sさんはこれまで、勤めてきた会社の社員寮に住んでいたため、転職にあたっての引っ越し費用など金銭面に懸念点がでてきたとのことでした。私は具体的に必要な費用を正確に把握するようにアドバイスしました。すると、結果的には退職金で引っ越し代を賄えることが判明し、一件落着しました。
エージェントは、退職や入社に必要な手続きのサポートやアドバイスも行っています。
K.Bさん 30代
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