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一般事業会社のM&A・グループ会社管理の職務経歴書の書き方とサンプル

書き方のポイント

職務内容の範囲が伝わるように意識した書き方にする

M&A・グループ会社管理については企業によって担当の職域が様々です。会計・法務・税務に加えて営業・製造・物流などのビジネス面についても関与のしかたは多岐に渡ります。
自分自身がどのような部門に所属し、M&A・グループ会社管理を行う上でどの部分の業務を担当してきたのか、プロジェクトチームが組まれるような場合はどの様なメンバーの中で自分自身がどの様な役割を担っていたのか、といった事が読み手に伝わる内容を意識して記載するようにしましょう。

自分自身の専門性がどこにあるのか明確にする

前述のように会計・法務・税務・営業・製造・物流など幅広い知識や経験が求められますので自分自身の専門性がどこにあるのかを明確にする事でアピールの材料となります。
また、シナジーを考える上では小売・製造・IT・サービスなど業界知識も非常に重要な要素となりますし、精密機器・アパレル・ゲームといった製品レベルでの親和性も高ければ高いほどアピール材料として強くなります。また、グローバル化によりクロスボーダーの案件も増えていますので、語学力に加えて各国の駐在経験や業務経験なども漏らさず記載するようにしましょう。

アドバイザリーファームを希望する場合は営業力もアピールする

M&A・グループ会社管理を行う上では多くの外部専門家とプロジェクトを進めて行く事となりますので、転職後のキャリアとしてアドバイザリーファームを選択される方もいらっしゃいます。
個々のファームにもよりますが、クライアントの発掘からクロージングに至る交渉まで、営業的な資質を求められる場面が多くなります。過去の営業経験や、幅広い方面への人脈、交渉の窓口としてのキャリアなど、営業力の高さを感じさせる記載のしかたを意識しましょう。

サンプル

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職務経歴書

20○○年○月○日現在
氏名 ○○○○

要約
経営企画部門に所属し、国内外のM&A及びPMIの経験を積んでまいりました。主に製造業を中心とした投資に関わり、投資先の選定から契約条件交渉、デューデリジェンスからクロージングまでの一連の業務について外部アドバイザリーファームと連携を取りながら進めてまいりました。
一部の国内企業については投資実行後に常駐し、事業計画の策定・実行や本社との各種調整業務にも携わってまいりました。
職務経歴

○○○○株式会社 (20○○年○月~現在)
従業員:○○人 資本金:○○円 売上高:○○円 ポイント 会社の企業規模がわかるデータについて 従業員数、資本金、売上高の情報がわかることによって取引規模がイメージしやすくなるため、正確な情報を記載します。
事業内容:精密機器の製造・販売

職務内容
<経営企画部 投資企画室 室長以下4名> ポイント 所属・職位について 所属していた部門やグループ、その人数まで記載します。大きな会社ほど役職は細分化する傾向があり、その名称は会社によって異なりますので、役職がある場合はわかりやすく説明します。
投資戦略を策定し、年間を通じて持ち込まれる約○件程度の投資案件に対し、外部の専門家とプロジェクトチームを組みながら基本合意書の締結・デューデリジェンス・契約・交渉・クロージング・PMIまでの一連の業務を担当。 ポイント 業務へのかかわり方について 各プロジェクトの詳細は関与実績に書き、全体的にはどのような立場で業務とかかわったのかがわかるように要約を記載しましょう。

主な関与実績(通算○件に関与) ポイント 関与実績について 担当した関与実績について記載します。
プロジェクトの概要や実際に検討・実行した内容などが伝わるように記載できる範囲でなるべく具体的に表現しましょう。また、関与後の結果についても記載すると良いでしょう。

1. 国内販売拠点の再編業務
国内同業他社との合併により販売拠点の統廃合が必要となり、人員計画およびシステム統合を中心とした再編計画の策定・実行に従事。

2. 中国製造子会社の投資検討
投資候補企業の選定から現地でのデューデリジェンス業務など、財務やビジネス面を含めてトータルで可能性やリスクの検討を実施。その過程で法律事務所や監査法人との折衝窓口をメインで担当。

3. 国内製造業の買収
デューデリジェンス業務から従事し、投資実行が決定されたため、合併比率の算定や契約交渉・締結など、クロージングまでの一連の業務に従事。

4. 国内製造業のPMI
上述の国内製造業については合併後に取締役として常駐し、2年の任期の中で人事制度・会計・システムなどの仕組みの統合と並行して製造拠点・販売拠点の再編や再構築を実施。

資格・免許・PCスキル
  1. TOEIC公開テスト900点(19○○年度)
  2. 公認会計士(20○○年4月登録)
  3. Word、Excel
自己PR
国内に対する投資に関しては一連の流れをメイン担当として幅広く経験し、PMIまでを担当しつつ実績を挙げて参りました。M&Aの成否にはPMIの位置づけが非常に重要だと感じておりますが、2年間の子会社出向で得た経験が、自分自身にとって自らを成長させる非常に大きな機会であったと感じております。
言語や文化の違う海外企業に対する投資を積極的に実行されている貴社で、これまでの培った経験を活かして貢献しつつ、自らも成長して参りたいと希望しております。
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