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経理 20代の転職成功事例

3年のブランクを取り戻したい!熱い思いで経理職へ復帰

T.Hさん 20代 男性のイメージ

T.Hさん20代男性

転職前
  • 勤務先大手製造会社子会社
  • 職 種総務
  • 年 収470万円
転職後
  • 勤務先コンテンツビジネス業
  • 職 種経理
  • 年 収400万円

POINT転職成功のポイント

  • 経理を希望しながらも総務に配属され、3年で転職を決意
  • エージェントは人物面の良さとポテンシャルの高さをアピール
  • ブランクを乗り越え念願の経理職へ復帰、再スタートに意欲的

人事部に配属され、経理のブランクが開いていく焦り…

学生時代から事業会社での経理職を希望し、在学中に簿記1級を取得したHさん。卒業後はまず税理士事務所に入社して単体決算、税務申告業務など実務経験を積み、20代前半で念願の一般事業会社へ転職したものの、配属されたのは希望とは異なる総務。とはいえ1年で経理に異動できると聞かされ、何事にも前向きにチャレンジする性格のHさんは勤怠管理から給与計算、採用業務、労務関係など人事総務の仕事にまい進してきました。

そして約束の期間をとうに過ぎ、3年が経過。仕事にやりがいも楽しさも感じていましたが、「一生の仕事は経理だという気持ちは少しも変わっていなかった」と言うHさん。経理部署への異動を打診してみると「あと2~3年は無理だろう」との返事が。「3年以上も経理から離れている、あと2年なら5年のブランクになってしまう…」。焦りが日々強くなり、Hさんは在職しながらの転職を決意しました。

「面接してもらえれば必ず採用される」とエージェントは直感

担当エージェントがHさんとお会いしてまず感じたのが、コミュニケーション能力の高さ。「明るくポジティブ、会話のレスポンスがいい青年、というのが第一印象です。3年のブランクは確かにネックだけど、面接にさえこぎつければ絶対に受かると直感しましたね」。専門学校時代に日商簿記1級を取っていることから、ポテンシャルの高さ、努力型であることも確信したと言います。

自分がやるべきことは「何としても書類選考を通すこと」と考えたエージェントは、クライアントの採用担当者に直接訴えました。「人柄は保証します。今の会社では1年だけという約束で総務に携わったけれど、非常に優秀だったばかりに総務の部長が離してくれない状態なんです」。事情を説明し、面接が実現しました。

一生の仕事と決めた経理職。再スタートに意欲満々

一方エージェントからHさんに告げたのは、「楽しく仕事ができる会社なのか、直接自分の肌で感じてくださいね」。若い転職希望者には必ずアドバイスすると言います。「自分と合った環境でなければ結局長続きしませんから、キャリアを積むためには大切なことです」

結果はエージェントの予想どおり。採用担当者も一度で気に入り、重役面接後すんなりと採用が決定しました。部長を入れて5名の小規模な部署であるため、将来的には経理だけでなく人事や法務、経営企画など幅広く統括できる幹部候補を、という先方のニーズが、Hさんの人事総務の経験とマッチしたこともプラスに働きました。

Hさんも「とてもいい職場で、楽しく働けそうです」。年収は大きくダウンしましたが、経理職への復帰に意欲満々。入社の前日、「お礼が言いたい」とエージェントを訪ねてくださいました。「Hさんは3年後には経理の中心人物になっていますよ。出世して部下が欲しくなったら我が社に依頼してくださいとお願いしました(笑)」

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