未経験から経理職への転職に挑戦。落ち続けた原因を克服

K.Rさん 20代 男性
経理
転職前
- 勤務先 /
- 家電量販店
- 職 種 /
- 販売職
- 年 収 /
- 300万円
転職後
- 勤務先 /
- 広告会社
- 職 種 /
- 経理
- 年 収 /
- 360万円
POINT 転職成功のポイント
販売職として働き始めるが経理職に就く夢を諦めず再挑戦
指導体制が充実していて、経理未経験でも応募できる会社をエージェントが紹介
面接で不採用になるケースが続いたため対策に力を注ぐ
担当エージェント
大学卒業後、医療系専門商社で営業職として3年間勤めた後、エージェントに転職。業種を問わず、主に中小企業を担当。採用のミスマッチが起きないように、企業側に対しては登録者の人柄を、登録者に対しては会社の雰囲気を細かに伝えることを心掛けている。また採用決定後のアフターフォーローも大切にしている。
【専門領域】
・メーカー(医薬品、医療機器)、IT
・上場企業、大手企業、ベンチャー企業
20代前半なら未経験でも応募できる求人は多い
学生時代から経理職を希望していたRさん。しかし就職活動がうまくいかず、販売スタッフとして家電量販店に就職しました。当初Rさんは、会社の社内FA制度を利用して経理部に異動することを考えていましたが、入社してみると早期の実現は難しい状況だということが分かりました。そこで早々に会社を退職し、夢を実現するために当社にご登録されました。
Rさんは経理業務未経験です。しかし年齢は23歳と若く、大卒で日商簿記2級の資格も持っています。未経験者ながら紹介できる求人は複数ありました。そんな中で紹介したのが、IT系の不動産広告会社でした。同社を選んだのは、Rさんが「経営の安定」と「指導体制の充実」を希望として挙げていたからでした。その点同社は、大手不動産会社と広告会社が共同出資で立ち上げた会社であり経営が安定しています。そして、経理部門の課長とチームリーダーがとても優秀で、細かい指導が受けられる環境が整っていました。
面接時の質問に対する答え方を細かく指導
Rさんは同社にエントリーする前に、数社の求人に応募していました。しかし書類選考は通過するものの、一次面接を突破できずにいました。そこで、Rさんとコミュニケーションを重ね、原因を突き止めました。それは「面接時の受け答え」にありました。Rさんは知らず知らず、「姿勢が受け身」と取られかねない態度を取っていたのです。伝えたい内容は同じでも、言い方一つで相手に与える印象は大きく変わります。そこでRさんには、面接時に聞かれそうな質問に対する答えを文章にしてもらい、それを私が添削していきました。
オファー面談が転職先を決断する決め手に
こうして迎えた面接本番では、対策の効果を十分に生かすことができたようです。先方からも、「質問に対してはきはきと答えが返ってきて好印象が持てました」という評価を受け、続く二次面接も見事にクリアし、内定を得ることができました。
ただRさんは、すぐには同社への入社を決めませんでした。同時期に上場子会社の採用試験が進んでいたからです。そこで、内定を得たIT系の不動産広告会社にオファー面談を設定してもらうことに。このオファー面談が決め手になりました。
Sさんに聞くと、内定を得たこの会社は女性が多く、Sさんは「男性の自分は職場の中で浮いてしまうのではないか」と不安を感じていたのです。ただ、オファー面談でさまざまな社員の方と話し、不安が払拭されたようでした。また残業時間が少なく、社員の多様な働き方を支援する制度が充実していることにも魅力を感じたとのことでした。
結局Sさんはオファー面談の直後、もう一つの会社の採用結果を待たずに同社への転職を決断。Rさんは学生時代からの夢をかなえるため、新しいスタートを切ることができました。