女性が活躍できる職場を求めて事業会社に転職

M.Iさん 30代 女性
公認会計士
転職前
- 勤務先 /
- 大手監査法人
- 職 種 /
- 監査
- 年 収 /
- 800万円
転職後
- 勤務先 /
- 保険会社
- 職 種 /
- 経理
- 年 収 /
- 860万円
POINT この転職のポイント
女性でもハンディを感じずに働ける職場環境を重視
英語力の不足を会計の知識や意欲でカバー
書類選考の期間は志望動機を固める時間に充てる
担当エージェント
約5年間、営業職として住宅メーカーに勤務した後、「転職というその方にとって人生の分岐点になるかもしれない場面で、何かお手伝いができる仕事がしたい」と考え、エージェントに転職。ご登録者に正しい選択をしていただくために、ご紹介した会社に関する良い面も悪い面も正直に伝えることをモットーとしている。
【専門領域】
・コンサルティングファーム、シンクタンク
・上場企業、株式公開準備、ベンチャー企業
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コラム大原大学院大学 会計研究科 教授
何社か紹介した中から外資系の保険会社を選択
公認会計士として、大手監査法人で監査業務に従事していたIさん。しかし監査業務は、クライアントから感謝されない場面も多く、Iさんは次第に仕事にやりがいを感じられなくなっていき、事業会社への転職を決意しました。
転職に当たってIさんが重視したのは、女性でもハンディを感じずに活躍できる職場であること。当社より何社か紹介した中から、Iさんが選んだ会社も育児休業後の職場復帰率が非常に高く、ワーキングマザーが数多く在籍している外資系の保険会社です。同社は、フレックス制や在宅ワークなど、社員の柔軟な働き方を支援する制度も整っていました。
会社の規模や知名度よりも業務内容や裁量権を重視
Iさんに紹介したポストは、経理部門のサブマネージャー職。同社は外資系企業ということもあり、マネージャー職の場合はさまざまな場面で高い英語力が必要になります。ただしサブマネージャー職であれば、そこまでの英語力は求められず、海外ビジネス経験がさほど豊富ではないIさんでも務まるのではないかと判断しました。
何よりIさんは、仕事に対する高い志を持っています。企業選びの際には、会社の規模や知名度よりも、その会社でどんな業務に携わることができ、またどこまで裁量権を与えてくれる環境であるかを優先にしていました。コミュニケーション力も高く、人柄についても文句のつけどころがありません。英語に関しても「これからしっかり勉強していきたい」と意欲的でした。
3回行われる予定だった面接を2回に短縮
Iさんの意向を受けて、さっそく応募書類を同社に提出しました。ところが、会社側の内部事情により、書類選考に1カ月以上もかかる始末。その期間をIさんは、なぜその会社で自分は働きたいのか、どのようなキャリアを積み上げていきたいのかといった志望動機を固めていく時間に充てました。
面接は3回行われる予定でしたが、会社側の都合で書類選考に時間がかかったこともあり、先方の人事担当者にお願いして2回に短縮してもらいました。Iさんは面接で、準備した志望動機でしっかりとアピールすることができたようです。先方から「確かに英語力は高くはありませんが、その弱点を上回るバイタリティーやマインドの強さを感じました。会計の知識も豊富です」という評価を得て、内定となりました。
登録者の意欲とポテンシャルに応えられる企業を紹介でき、内定までサポートたことは、エージェントとしての介在価値を発揮できたポイントだと思っています。