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経理 30代の転職成功事例

上場企業へのキャリアアップを成功させた中国人女性

S.Iさん 30代 女性のイメージ

S.Iさん30代女性

転職前
  • 勤務先半導体関連会社
  • 職 種経理
  • 年 収350万円
転職後
  • 勤務先ITシステム会社
  • 職 種経理
  • 年 収420万円

POINT転職成功のポイント

  • スキルアップのために未経験ながら上場企業への転職に挑戦
  • エージェントがCFOと面談して求める人材をヒアリング
  • 他社でも内定が出ていたため早めの面接を促す

未上場会社での経理スキルはほぼ身に付けた

中国人女性のIさんは、中国の大学を卒業し、現地の企業に就職。その後来日し、日本の未上場企業で5年半ほど経理職に就いていました。日本語能力試験1級の有資格者であり、日本語でのコミュニケーションはまったく問題ありません。

そんなIさんが転職活動を開始したのは、スキルアップを目指してのこと。I さんは、5年半の業務の中で、未上場の会社で求められる経理スキルについてはほぼ身に付けていました。そこで、今度は上場企業で経験を積みたいと考えるようになったのです。

Iさんは上昇志向が強いことに加え、物腰が柔らかく、とても丁寧な印象を受ける人物です。
しかし、一般的に上場企業の場合、上場企業での経理業務経験者が求められます。Iさんの希望に合致した会社探しは難航が予想されました。

CFOに経理部門の状況や求める人材をヒアリング

Iさんに紹介したのは、ITシステム系の上場企業です。同社は上場企業での経験者を対象として採用活動を行っていましたが、面接後に応募者から入社を断られることが多く、苦労していました。

そこで私は、より良いマッチングを実現するために、CFOにお会いする機会をお願いし、経理部門の状況や求める人材について再度ヒアリングを実施。その際に、最近の転職市場の状況をお伝えし、上場企業経験者にこだわらず人材を探すことを提案しました。その結果、CFOに「確かにそうですね」とご納得いただき、Iさんを推薦することができました。

他社内定承諾前に面接日を組み込む

一次面接の担当は、経営部門の責任者でした。二次面接は、社長とCFOが対応する予定でしたが、社長の日程が合わず、面接は延期になりました。

この時、Iさんには、すでに他社から内定が出ていました。そこで私は、CFOに「このままではIさんは他社の内定を受託してしまうかもしれません」とお伝えし、急遽CFOだけで二次面接を実施してもらいました。その結果、面接後すぐに内定が出て、Iさんは同社に入社されました。

Iさんにとっては、同社の会社の規模もちょうどよかったのだと思います。上場企業といっても、社員数は300名程度。組織の規模が大きくない分、裁量も与えられ、より多くの経験を積むことができます。スキルアップ志向の強いIさんにぴったりの会社だと思います。

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