7年間のブランクを経て、専業主婦からの仕事復帰を実現

K.Kさん 30代 女性
経理
転職前
- 勤務先 /
- 無職
- 職 種 /
- ――
- 年 収 /
- ――
転職後
- 勤務先 /
- 経理・人事代行会社
- 職 種 /
- 経理
- 年 収 /
- 230万円
POINT 転職成功のポイント
アメリカの大学を卒業後、経理職に就くものの、結婚のため退職
離婚を機に専業主婦から7年ぶりに仕事復帰
ポテンシャルの高さをアピールポイントに転職活動を展開
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コラム大原大学院大学 会計研究科 教授
子育てをしながら、経理のスキルを活かせる職場を希望
Kさんはアメリカの大学を卒業し、帰国後は派遣社員として2年間ほど大手上場企業の連結決算チームで働いていました。その後、結婚を機に退職。九州に移り住み、専業主婦として暮らしていました。
ところが、7年間の結婚生活にピリオドを打ち、離婚をされることになりました。Kさんは、お子さんを養うためにも働く必要があり、仕事復帰を目指してジャスネットにご登録されました。
Kさんの転職先に対する希望は、子育てのために自宅から通うことができ、経理のスキルを活かせる職場というもの。学童保育に預けているお子さんを、毎日夕方6時には迎えに行かなくてはいけないため、残業ができないという条件もありました。
今はスキルが落ちているかもしれないが、働き始めればすぐに取り戻せる
Kさんはアメリカの大学を卒業し、2年間とはいえ連結決算の経験もあります。英語力や経理スキルについて、それなりのスキルをお持ちだったはずです。問題は、7年が経過する中で、そのスキルがどの程度残っているかということでした。Kさんに尋ねてみたところ、英語についてはその後ほとんど使っていないようでした。またパソコンはExcelで家計簿をつける程度にとどまっていました。7年間のブランクはやはり大きそうでした。
しかし、Kさんは非常に賢く、明るくてコミュニケーション力がある方だと感じました。そもそも大学卒業後、社会人経験がない状況で大手上場企業に派遣されたのは、Kさんの高いポテンシャルが認められてのことだと思います。落ちているスキルも、すぐに取り戻せると判断し、求人企業に対して、その点を伝えていくことにしました。
書類審査に通るかどうかが勝負
私が紹介したのは、経理や人事管理のアウトソーシングサービスを手掛けている企業です。クライアントの中には海外で事業を展開している企業もあるので、英語力を活かす機会もあります。
今回のケースは、書類審査に通るかどうかが勝負だと考えていました。そこで、Kさんが応募書類を提出した後、私はすぐに先方の採用担当者に「7年間のブランクはあるが、働き始めて慣れてくれば、必ず活躍してくれます」とアピールしました。同社は、私がこれまで何人も人材を紹介し、先方との間に信頼関係が築けていたこともあり、面接を設定していただくことができました。
面接の結果は大成功でした。先方はKさんのことをとても高く評価し、Kさんは内定を獲得することができました。残業ができないという事情も受け入れていただき、Kさんは仕事と家庭を両立されています。