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経理 30代の転職成功事例

一人経理から脱却し、チームで動く経理へ転職

R.Kさん 30代 女性のイメージ

R.Kさん30代女性

転職前
  • 勤務先物流会社
  • 職 種経理
  • 年 収390万円
転職後
  • 勤務先アパレルメーカー
  • 職 種経理
  • 年 収370万円

POINT転職成功のポイント

  • 一人経理ではなく、チームで経理業務を行える会社を希望
  • 勤務地よりスキルアップを優先するようにエージェントが助言
  • 一次と二次の面接の性質の違いを踏まえて対策

一人経理のままでは、スキルアップが難しい

Kさんは前職の会社では、経理業務全般を一人で担当していました。中小企業の経理職などでよく見られる、いわゆる“一人経理”です。Kさんは、一人経理として、日次業務から決算業務、監査対応、資金管理まで幅広い経験を積んできましたが、知識やスキルを高めたいと思っても、指導を仰ぐ上司や先輩がいません。この状況下ではスキルアップが難しいと感じたKさんは、5人以上の経理社員がいて、上司の下でチームで業務に臨める職場を希望し、ジャスネットにご登録されました。

勤務地にこだわるほど、応募先が少なくなる

Kさんは非常に勉強熱心で、日商簿記検定1級を取得されており、税理士試験の簿記論や財務諸表論にも合格されています。一人経理だったこともあり、経理職としての一通りの経験も備えています。通常であれば、ご紹介できる求人はたくさんあるはずです。
しかし、ネックとなったのが勤務地でした。Kさんは、都心まで電車で1時間半以上かかる郊外に住んでおり、転職を機に比較的自宅に近い場所にある会社に移りたいと考えていたのです。そのため、求人を紹介しても、その会社の多くが都心にあったため、Kさんはなかなか応募に至りませんでした。

そんな中、私が紹介したのが、Kさんの住まいがある方角に職場のある会社の求人です。最寄り駅から1時間ほどで通える場所です。Kさんの希望通り、経理部のスタッフも5~6名いましたし、近い将来上場を目指しており、さまざまな経験が積めそうな会社でした。

勤務地にこだわるほど、応募できる会社が少なくなってしまいます。Kさんが最優先すべきなのは、勤務地よりもスキルアップができる職場であるはずです。その点を明確にお伝えしたところ「確かにそうですね」と納得され、同社に応募することになりました。

面接後の先方からの評価を、すぐに本人に伝える

無事書類選考を通過したKさんは、一次面接に臨みました。しかし、その面接でKさんはすっかり自信をなくしたご様子でした。面接に立ち会った先方の経理部長から業務について聞くうちに、一人経理とチームでの経理の仕事の進め方に大きな違いを感じ、「自分にできるのだろうか」と不安になったのです。
一方、会社側の反応は、Kさんが感じていたものと異なっていました。私が、面接を担当した経理部長に連絡したところ、先方はKさんに好印象を抱いていました。スキル面では会社が求めるレベルに達していないが、勉強熱心で向上心があることを高く評価していたのです。

さっそく私はそのことをKさんにお伝えしました。Kさんは予想外の高評価にとても驚かれていました。そして「そういう評価をしてくださっているのであれば、ぜひ自分もこの会社で働き、スキルを伸ばしていきたい」と、入社への思いを強くされました。
二次面接の面接官は、経営部と人事部の役員クラスでした。一次面接の経理部長の場合は「同じ職場で一緒に働けるか」という観点でKさんのことを見ますが、役員の場合は「社風に合っているか」という観点でKさんのことを評価します。こうした一次と二次の面接の性質の違いをKさんに説明した上で、一緒に対策を練っていきました。

Kさんは内定を得ることができ、今は、慣れないながらチームでの経理業務に取り組んで、日々スキルを磨いているようです。

石黒 健次のプロフィール

担当エージェント

石黒 健次 Kenji Ishiguro

大学卒業後、商社系の旅行会社に入社し、商社の旅行の手配や新店舗の立ち上げに従事。その後、大手の資格系の学校で、資格やその勉強で得た知識を活かした就職や転職支援業務に携わる。会計や監査法人業界に詳しく、多くの会計事務所や税理士法人との太いパイプを構築してきた。信頼関係を築くことからコンサルティングを開始し、その人の志向性や素養に合致したさまざまな提案を行うのが信条。趣味は鉄道旅行。

【専門領域】
  • コンサルティングファーム、シンクタンク
  • 上場企業、大手企業、ベンチャー企業

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