前向きに業務に携わり、裁量のあるポジションで挑戦ができる企業を紹介
M.Mさん40代以上女性
転職前
- 勤務先小売業(上場子会社)
- 職 種経理 シニアマネージャー(課長級)
- 年 収650万円
転職後
- 勤務先IT企業(マザーズ上場)
- 職 種経理(課長)
- 年 収820万円
Mさんはこれまで5社の経験があり、コアキャリアとして10年近く大手ソフトウェア開発会社にいました。1年半ほど前からはフード事業などを手掛ける会社の経理財務部門でシニアマネジャーとして働いていました。Mさんが転職を考えられたのは、いまいる企業が大手食品会社の子会社ということもあり、意志決定が自社ではできないこと、業務改善に対して企業として後ろ向きなことが、ご自身には合わないのではと感じられたからです。
Mさんはソフトウェア開発会社時代にシンジケートローンの組成や、外資系企業でIFRSの導入を経験しており、そういった経験も活かしたいと考えていました。また社会人大学院に通われ、MBAの取得を目指していることもあり、ゆくゆくは海外事業や経営判断にも携われるようなポジションに挑戦したいという考えもお持ちでした。
私がMさんに紹介したのは、数年前にマザーズに上場したIT企業です。同社は今後M&Aを積極的に展開していく計画がある他、マザーズから東証一部への市場変更も検討中でした。そのため通常の経理業務以外にも幅広く携われる人材を求めていました。
同社の社風は、新興IT企業でありながらベンチャー色が薄いことが特徴でした。求める人材像が、アグレッシブさよりも、知的かつロジカルに業務を遂行できる方でした。Mさんがコアキャリアとして過ごしたソフトウェア開発会社と近しい社風であると感じて、ご紹介を致しました。
ご紹介したIT企業の担当者はMさんの5社経験を見て、「少し転職回数が多すぎるのではないか」と難色を示されました。ただ、これまでに弊社から採用実績が2名と、関係性ができていたこともあり、転職回数以外の部分では同社が求めている人材に非常に近いことを伝え、面接を設定いただくことができました。
またもう1点、意識をしたのはMさんに事前に先方の書類選考での評価を理解いただくということでした。特にマネジメント経験やスキルの詳細な部分など、先方が懸念に感じられた部分はMさんに伝え、ご自身の書類での評価を理解された上で、対策し面接に臨んでいただくことができました。
今回、通常の選考フローよりも面接回数が1回多くなっています。それはポジションが高いことと、成長企業なのでやはり一緒に成長していきたいと思える経営陣かを、Mさんからも見極めてもらいたいと感じたからです。面接は食事会も含めて計4回に及びました。 食事会を設定したのは、同社はコンパクトな組織で経営陣とも近いため、同じ価値観を共有できるか、面接では無くフラットな環境で判断いただきたいと考えたからです。
結果、当初先方がMさんに対して抱いていた懸念事項は払拭され、Mさんも、ご自身に求められているものと、企業の考え方など理解した上で、内定を得ることができました。 Mさんの今後のご活躍を楽しみにしています。
K.Bさん 30代
男性 経理
T.Tさん 40代以上
男性 経理
O.Mさん 40代以上
女性 経理
N.Oさん 40代以上
男性 経理
T.Yさん 30代
男性 経理
S.Nさん 20代
女性 経理
H.Yさん 30代
男性 経理
C.Jさん 20代
男性 経理