「激務から解放されたい」という願いを叶える
T.Kさん30代男性
転職前
- 勤務先ソフトウェア会社
- 職 種経理
- 年 収750万円
転職後
- 勤務先IT系コンサルティング会社
- 職 種経理
- 年 収750万円
当社に登録された時、Kさんは疲れ切った様子でした。その当時働いていた会社の残業時間が毎月200~250時間に達していたからです。土日の休みもまったくとれず、朝から深夜までの勤務がずっと続いている状態でした。
そうしたこともあり転職先に関するKさんの希望は、「残業時間が少ない会社で働きたい」の一点でした。できれば40時間未満にとどめたいとのことでした。それ以外の希望については、あまりに疲れ切っているせいか整理ができておらず、「とにかく残業が少なくて、それなりに働ければいいんです」という返事しか返ってきませんでした。
そこで私は、担当している求人案件の中でも、残業時間が40時間より少ない会社を何社かKさんにご紹介することにしました。
実はKさんは当社に登録にされる前から、別の人材紹介会社で転職活動をされていましたが、実らずに終わっていました。書類選考は通るのですが、いつも面接で落ちていたようです。
その理由が分かったのは、Kさんの面接対策を行った時です。志望理由を尋ねると、「残業が少ないからです」との答えが返ってきました。確かにKさんの本音には違いないのですが、入社後に何がしたいのか、これまでの経験をどのように業務に活かせるかを伝えられなくては、何社挑戦しても内定をもらうのは困難です。
そこで私は、応募先企業に対してアピールできるポイントをKさんと一緒に見つけていくことにしました。Kさんは前職の会社で、海外子会社も含めた30社近い連結決算業務に携わっていました。これはかなりの強みです。通常だと1社、多くても2、3社を担当する程度だからです。この部分をアピールポイントと定めた結果、見送りが続いていた一次面接をパスするようになりました。
前述したように、Kさんの一番の希望は「残業時間の少ない会社で働くこと」です。当然私もご本人の希望に見合った企業を紹介したのですが、Kさんはずっと不安を抱いていました。というのは、前職の会社も当初は「ワークライフバランスを保てそうな会社だ」ということで就職したのですが、ふたを開けてみると正反対の職場だったからです。
一次面接が終わった時点で、Kさんから「本当に聞いている労働時間で仕事が終わるのか」と心配するメールが届きました。そこで私の方からあらためて採用担当者に確認し、その返事をお伝えしました。また、Kさんは最終面接の段階になると、年収も気にし始めました。そこでも私は、採用担当者に連絡を取り確認しました。先方企業ではKさんの連結決算の経験と真面目な性格を高く評価されており、前職の会社とほぼ同じ金額を約束していただくことができました。
Kさんが新しい環境で生き生きと働く姿を見るのを楽しみにしているところです。
大学卒業後、経理会計に特化した総合コンサルティング会社にて経理、営業に従事。その後、家業に従事したのち、一人でも多くの人が天職に就ける社会にしたいと願い弊社に入社。「転職活動は個人戦ではなく、家族、友人、そしてエージェントを巻き込んだチーム戦である」という思いを胸に、メーカーや急成長のベンチャー企業、第二創業期の企業など、さまざまな企業とのコネクションを築いている。
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