上昇志向の高さを認められ、少数精鋭のコンサルティング会社へ
T.Yさん20代男性
転職前
- 勤務先小売業
- 職 種経理・財務
- 年 収550万円
転職後
- 勤務先コンサルティングファーム
- 職 種税務・会計コンサルタント
- 年 収600万円
今回ご紹介するYさんは、専門学校を卒業後、公認会計士試験の論文式に合格したタイミングで弊社にご登録いただいていた方。監査法人を受けるも当時監査法人は冬の時代で不採用となり、自己応募した金融業の会社に入社されました。
2年目に上場準備室配属となり、新規上場申請のための有価証券報告書Ⅰの部、上場申請レポートの作成などに取り組んだものの上場は頓挫。そこで東証一部上場会社に転職し、月次・年次決算業務、有価証券報告書・決算短信作成、連結決算業務、M&A対応などの業務に従事してきました。
3年にわたり2つの事業会社で経理業務に携わってきたYさん。
「一つの会社の中でルーチンワーク中心の業務をするよりも、監査法人やコンサルティングファームでたくさんの会社とかかわる仕事がしたい」と、再度弊社にご連絡いただきました。
「当時は学生らしい部分を残していたYさんがすっかりビジネスマンに成長されていました」と担当エージェントは再会をうれしく思ったそうです。
「ルーチンワークより変化に富んだ仕事を好むYさんには、大勢のチームで仕事に取り組む監査法人よりも少数精鋭のコンサルティングファームが合うのではないかと感じました」
エージェントがご紹介したのは、東京に本社のあるコンサルティングファームの大阪事務所。日ごろから定期的にやり取りをしていて、「活きのいいアグレッシブな会計士がいたらいつでも紹介してほしい」とオーダーを受けていたそうです。
こちらのコンサルティングファームのスタッフは3分の1が弊社からのご紹介で、Yさんなら必ず気に入っていただけるという自信のあったエージェント。さっそく連絡を入れ、ほかの会社もいくつか受ける予定だと伝えると、先方から「会食しましょう」とご提案いただいたそうです。
「コンサルティングファームの多くでは、上昇志向が高く、何でも率先してチャレンジするような若い会計士を求めているのですが、最近の若い方には安定志向の方が多く、変化を楽しいと感じる方が少なくなっています。そのため、このコンサルティングファームでは、有力な候補者が現れると一次面接を会食スタイルにすることがあります。Yさんにも『自分のことを評価してくれている』と伝わりますし、お酒を交えて会話することでお互いのパーソナリティーがよくわかります。これで彼の事務所に対する志望度は一気に上がったと思いますね」
「コンサルティングファームは提供しているのがモノではなく知識であるため業務内容で差が付きにくく、求職者は会社の規模で選びがちになります。一方会社側でも“地頭が良く向上心のある若手”を求めるのは同じ。だからこそ両者の相性が大切なのです。求職者の思い、会社側の思いを理解して、そこをうまくつなげるのがわれわれエージェントの役目」
Yさんには、会社との相性を見極めるために、受けた会社すべてであえて同じ質問をするようアドバイスしたそうです。「同じ質問をしても帰ってくる反応はいろいろ。話す内容はもちろんですが、口調、表情、態度までよく観察してくださいと言いました。そうすることで各社を比較しやすいですからね」
結果、Yさんがご自身に最も合うと判断したのがこちらのコンサルティングファーム。会社側の評価もエージェントの予想どおりでめでたく入社となりました。
「お付き合いいただいているクライアントに対する情報量には自信があります。仕事内容や社風だけでなく、ホームページではわからない所長・スタッフのパーソナリティーまで、圧倒的な情報量をもって転職活動をバックアップします」
プラントメーカーの営業経験、その後、創業したばかりのIT企業に転職をし、IPO、M&A、MBOを経験。 黎明期~再生期までの企業での勤務経験や、大手企業~ベンャー企業までほぼ、全てのステージの企業における勤務経験がある。その後、人材業界へ。転職支援者は、3000名を超え、クライアントは、中小企業~外資系世界NO1企業まで多岐に渡る。
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