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公認会計士 30代の転職成功事例

クライアントとともに歩むコンサルティングを志向して転職へ

H.Yさん 30代 女性のイメージ

H.Yさん30代女性

転職前
  • 勤務先大手監査法人
  • 職 種会計監査
  • 年 収800万円
転職後
  • 勤務先コンサルティングファーム
  • 職 種財務・会計コンサルタント
  • 年 収840万円

POINT転職成功のポイント

  • 大手監査法人の公認会計士がコンサルタントへ転職希望
  • 一般事業会社の経理職まで範囲を広げ、やりたい業務を検討
  • エージェントの交渉により年収もアップ

フリーターから経理職を経て、米国公認会計士資格を取り大手監査法人へ

今回ご紹介するYさんは、大学法学部を卒業して初めの2年間はフリーターとして社会経験を積まれました。

その後サービス業の会社に入社し、5年にわたって月次・年次決算、債権債務管理等の経理業務に携わりながら、より専門性を磨こうと独学で米国公認会計士試験に合格。

米国公認会計士資格取得後は、より深い専門性を身に付けるため大手監査法人に入所しました。

短期間に力を付けて2年目からはインチャージとして、海外ネットワークファームの依頼によるSEC登録企業の日本子会社の監査、東証一部上場メーカーの法定監査などに従事しました。

「"未来の数字"を作っていくコンサルティング」を志向

公認会計士として8年間監査業務に携わったYさん、「一通り監査の経験を積むことができ、監査の立場で“過去の数字”に関わることから、“未来の数字”を作るコンサルティングにシフトしたい」という思いが膨らんだそうです。

とはいえ、今後やりたい具体的な業務まで決めているわけではなく、またお忙しい仕事の合間を縫っての転職活動ということもあり、長期スタンスで進めていくおつもりでした。

コンサルティングの会社だけでなく一般事業会社の求人にも視野を広げるなど、さまざまな可能性を探っていたYさんは、担当エージェントがご紹介した一つのコンサルティングファームの求人に興味を引かれました。

漠然とM&Aやバリュエーションのコンサルティングを考えていらっしゃったものの、決め手がなかったYさんの気持ちに、こちらの業務内容にあったIFRS導入支援がフィットしたようです。

「この会社では、クライアントの会社でデスクを並べて取り組むスタイルが特徴で、クライアントと同じチームの一員として問題解決に当たっていることを実感できる点にも魅力を感じられていました」とエージェント。

たくさんの求人に当たって、本当にやりたいことを見つけてほしい

一方、「公認会計士または米国公認会計士の資格を持ち、大手監査法人での経験者がベスト」と考えていた会社側にとってもYさんの経歴がマッチ。

エージェントが「明るくて人当たりが良く、一緒に働きたいと思わせるような方」と言うYさんの人柄もあって、採用はスムーズに決定しました。

年収に関してYさんはアップを期待していなかったそうですが、エージェントが会社側と交渉した結果、現職が大手監査法人であることを考慮した額を提示してくださいました。

「忙しい中での転職活動は大変だと思いますが、せっかくの転職ですから、できるだけ多くの求人を検討していただきたいです。そうすることで漠然としていた気持ちも次第にはっきりしてくるはずです」とエージェント。

本当にやりたいことを見つけたYさん、新たなキャリアに向け、今は現職の引き継ぎに取り組んでいらっしゃいます。

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