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公認会計士 40代以上の転職成功事例

一度、内定取消になるもエージェントが思いをつなぎ転職

K.Sさん 40代以上 男性のイメージ

K.Sさん40代以上男性

転職前
  • 勤務先監査法人
  • 職 種アドバイザリー業務
  • 年 収1150万円
転職後
  • 勤務先監査法人
  • 職 種アドバイザリー業務
  • 年 収900万円

POINT転職成功のポイント

  • 現職の会社では上のポジションが埋まっているため転職を決意
  • 自分の知見だけで判断せずさまざまな事務所や事業会社に応募
  • 一度、内定取消になったがエージェントが連絡を取り続け転職に至る

上のポジションが埋まっていて出世が頭打ち

Sさんは公認会計士の有資格者です。大学卒業後に大手監査法人に就職し、勤務経験は20年以上になります。会計監査はもちろんのこと、株式公開支援やJ-SOX対応支援コンサルティング、海外に事業所を持つ日系企業向けのアドバイザリー業務などに携わってきました。またセミナーの講師を務め、著書も出版するなど、華々しい経歴の持ち主です。

ただ、法人内の上のポジションが埋まっており、このまま働き続けても、今以上に重要な役職に就けない可能性がありました。そのため転職を決意し、当社にご登録されました。

転職先についての明確な希望はなく、監査法人、コンサルティング会社、事業会社など、まずはさまざまな事務所や事業会社を見ていく中で、自分に合った転職先を見つけていきたいというスタンスでした。

働きやすさと業務の幅の広さに魅力を感じた

そこで私を含め当社のエージェントからは、海外進出支援業務を行うコンサルティング会社や中堅の監査法人、一般事業会社など複数の案件を紹介。Sさんが実際に応募をして、何件か内定を得た中で最終的に選んだのは、ある中堅の監査法人でした。

同法人は、残業時間が少ないのが特徴。Sさんは、「この職場であれば、仕事とプライベートの両立が図りやすく、定年まで働き続けることができそうだ」と働きやすさに魅力を感じるとともに、大手監査法人と比べると担当業務が限定されず、幅広い仕事に携われることに興味を抱きました。さらに自ら案件を取ってくるのであれば海外進出支援の業務も可能で、前職の経験を発揮することも可能です。

書類選考は難なく通過。面接でも、Sさんの実績や能力は高く評価され、本来ならスムーズに成約に至るはずでした。

入社日の折り合いがつかず内定取消に

ところが内定を得た後になって、Sさんが「入社まで半年待ってほしい」という希望を出しました。現職で抱えているプロジェクトを終わらせた上で転職したいというのです。Sさんの責任感の強さと義理堅さからの判断とはいえ、やはり半年は長すぎます。内定先の法人も「さすがにそこまで待てない」という結論に至り、破約となりました。

双方にとって非常に良いマッチングだったため、このまま終わりにしてしまうのは残念でなりません。そこで私は、Sさんの意志を再度確認。Sさんの「今抱えているプロジェクトが一段落した段階で、もしまだ募集を続けていれば、改めて応募したい」という言葉を、同法人に伝えるとともに、双方の関係が途切れないように両者に定期的に連絡を取るようにしました。

動きがあったのは、内定が出た2カ月後のこと。同法人の代表から「半年待っても構わない。Sさんに来てほしい」というオファーが届きました。Sさんは現在、同法人で責任ある業務を任され、組織の中でなくてはならない存在になっています。

林 宏之のプロフィール

担当エージェント

林 宏之 Hiroyuki Hayashi

大学卒業後、経理会計に特化した総合コンサルティング会社にて経理、営業に従事。その後、家業に従事したのち、一人でも多くの人が天職に就ける社会にしたいと願い弊社に入社。「転職活動は個人戦ではなく、家族、友人、そしてエージェントを巻き込んだチーム戦である」という思いを胸に、メーカーや急成長のベンチャー企業、第二創業期の企業など、さまざまな企業とのコネクションを築いている。

【専門領域】
  • メーカー(電気、電子、半導体)
  • ベンチャー企業、大手企業

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