国際的な会計知識や英語力を生かせるポストに転職
T.Sさん40代以上女性
転職前
- 勤務先大手監査法人
- 職 種アドバイザリー
- 年 収900万円
転職後
- 勤務先外資系保険会社
- 職 種経理・財務
- 年 収1050万円
Sさんは米国公認会計士の有資格者で、大手監査法人のアドバイザリー部門に勤めていました。しかし監査法人の業務はハードワークであり、段々と体力的にも厳しくなってくるという現実に直面。そこで、女性でも長期的にワークライフバランスを実現できる環境を求めて、事業会社への転職活動を開始しました。
Sさんは監査法人では、クライアントの海外進出支援や、クライアントがIFRS(国際財務報告基準)やUS-GAAP(米国会計基準)に基づいて作成した書類のチェックや業務改善の提案に携わっていました。転職をする上での希望は、こうした国際的な会計基準に関する深い知識や、豊富な海外ビジネス経験を生かせる環境で働きたいということ。
もう一つ外せなかった条件が年収です。監査法人時代の年収は約900万円。転職後は少々年収が下がるのはやむを得ないが、700~800万円台は維持したいとのことでした。
そんなSさんに紹介したのは、外資系の保険会社です。同社は現在、IFRSの導入準備を進めており、IFRSに関する知識や経験を有する、マネージャークラスの人材を求めていました。またマネージャークラスの場合、英語力も必須。本国とのテレビ会議は英語で行われ、日本支社の役員や部長クラスに外国人が数多く在籍していたからです。こうした先方の条件を満たせる人材はまれですが、Sさんはこれらを満たしていました。
Sさんも同社の職務内容だけでなく、女性の育児休業後の職場復帰率が90%を超えていることや、フレックス制や在宅ワークの制度が整っているなど、女性が働き続けやすい環境であることに魅力を感じていました。
両社の希望が合致していたので、選考はスムーズに進むはずでした。ところが、会社側の内部事情により、書類選考に要すること1カ月。そこで私は先方の担当者に小まめに連絡を取り、状況を随時Sさんに伝えるという対処をしました。
書類選考を通過して面接が始まってからは、スピーディーに選考が進んでいきました。一次面接、二次面接ともに、面接当日ないしは翌日の午前中には、会社側から「次に進めたい」との返事。Sさんも期待していた通りの職場環境であることを面接の中で確認することができ、志望度が上がっていました。
そして迎えた三次は、スイス人CFOとの英語での面接。Sさんはこれもクリアし、無事内定となりました。先方が提示してきた年収額は、何と1050万円。Sさんのことを高く評価し、それを年収面で表してくれました。
こうしてワークライフバランスを整えた上に年収アップも叶えることができ、求職者にとっては満足感の高い転職にすることができました。
大学卒業後、経理会計に特化した総合コンサルティング会社にて経理、営業に従事。その後、家業に従事したのち、一人でも多くの人が天職に就ける社会にしたいと願い弊社に入社。「転職活動は個人戦ではなく、家族、友人、そしてエージェントを巻き込んだチーム戦である」という思いを胸に、メーカーや急成長のベンチャー企業、第二創業期の企業など、さまざまな企業とのコネクションを築いている。
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