公認会計士のスキルを磨くため中堅監査法人に転職
W.Uさん30代男性
転職前
- 勤務先コンサルティング会社
- 職 種コンサルティング
- 年 収900万円
転職後
- 勤務先監査法人
- 職 種監査、アドバイザリー
- 年 収670万円
Uさんは公認会計士の資格を持ち、大手監査法人での勤務経験もある人です。その後、コンサルティング会社に転職し、企業がM&Aを行う際に資産価値について評価するデューデリジェンスの業務に携わっていました。その業務自体は非常に専門性が高いのですが、Uさんは公認会計士としての今後のキャリアを考え、今の仕事を続けていくことに疑問を抱くようになっていました。公認会計士ならでは知見やスキルを磨くため、監査業務やIPO支援などのアドバイザリー業務を主業務にできる仕事に就くべきではないかと考えたのです。
そうなると転職先は、監査法人に絞られます。Uさんは監査業務とアドバイザリー業務を6対4ぐらいの比率でできる会社を希望していました。しかし大手監査法人の場合、独立性の観点から監査部門とアドバイザリー部門が完全に分かれているため、Uさんの希望をかなえるのは不可能でした。
そんな時、ある中堅の監査法人が当社と共同で採用セミナーを開催することになりました。その法人は監査もアドバイザリーも必要とされる能力は不可分と考えており、一人のスタッフが両方の業務を担当する体制が組まれていました。また監査業務も、業種による担当区分がなく、金融にも非金融にも、学校法人の監査にも携わることができます。
過去にも同法人とは共同でセミナーを開催したことがあります。今回は、同法人の新しいオフィスでの開催となり、社内を見学するツアーや、業務内容についてパートナーから詳しく話を聞ける時間も設けられていました。Uさんはパートナーと話し込み、同社にすっかり魅了された様子でした。
すでに採用セミナーの時点で、双方ともお互いの情報を得ていたことで、面接は一次面接だけとなり、Uさんは内定を得ました。
ところが問題は、その後に起きました。Uさんは前職の会社で、約900万円の年収をもらっていましたが、同法人の提示額は200万円以上ダウンの670万円だったのです。中途採用の場合、同法人の方針として基本的にマネージャーの一歩手前のスーパーバイザーという職階からスタートすることが決まっています。その後のパフォーマンス次第では、短期間でマネージャーに昇格し、昇給も可能です。Uさんは、条件を飲むか悩まれていました。
約3週間後、Uさんから「入社します」という返事がありました。収入よりも仕事内容を優先した結果とのこと。Uさんであれば、きっとすぐに昇格・昇給を実現できると思います。
大学卒業後、大手予備校で300人以上の生徒指導、校舎運営、スタッフのマネジメント、採用、研修等幅広い業務に携わる。大学受験から転職というより広い視野で人生、キャリアを決定する場面で、一人ひとりの方に最良のキャリアを提案したいと考え、弊社に入社。
A.Aさん 40代以上
女性 公認会計士
Y.Mさん 20代
男性 公認会計士
T.Sさん 30代
男性 公認会計士
I.Rさん 40代以上
男性 公認会計士
S.Sさん 40代以上
女性 公認会計士
Y.Tさん 20代
男性 公認会計士
H.Kさん 30代
男性 公認会計士
T.Eさん 20代
男性 公認会計士