勤務地にこだわらなかったことで内定を獲得
D.Kさん20代男性
転職前
- 勤務先監査法人
- 職 種会計監査
- 年 収550万円
転職後
- 勤務先金属メーカー
- 職 種経理
- 年 収430万円
Kさんは大学を卒業した翌年に公認会計士試験に合格し、大手監査法人に就職。会計監査業務に取り組むうちに、監査法人という外部の立場からではなく、企業の一員として内部から監査の知識を活かした業務に携わりたいという思いが芽生えたようです。そこで、一般事業会社への転職を目指して当社にご登録されました。
当時Kさんは27歳。監査法人の勤務経験が3年弱しかなく、主査やインチャージが未経験だったことから、もう少し経験を積んでから転職することも考えていたようです。実際、公認会計士の転職市場では、監査法人で主査を経験された方が高く評価される傾向があります。また、前職を3年程度で辞めてしまっていると、採用担当者に「うちもすぐに辞めてしまうのでは」というイメージを持たれてしまいます。
Kさんは、このようなマイナスの面も理解した上で、30代手前での転職にチャレンジされました。
Kさんは苦戦を強いられました。6~7社応募したうち、書類選考を通過したのは2社。最終的に内定が得られたのは、大手金属メーカーの1社でした。
なぜKさんがこの会社から内定を得ることができたかといえば、Kさんが地方勤務の可能性があることを快く受け入れたからでした。同社では、採用後の配属先が地方になるかもしれないことが求人の条件になっていました。地方勤務を嫌がる人は不採用になってしまいますが、Kさんには勤務地へのこだわりがありませんでした。こうしてキャリアの浅い方でも、多くの転職希望者が嫌う条件をクリアすることで、内定につながることはよくあります。
またKさんは、それほどアグレッシブな性格ではなく、コツコツと真面目に物事に取り組んでいくタイプであることが会社の社風と合っていたようです。
書類選考通過後、面接対策を行いました。事前に先方の担当者から、面接時にどんな質問をするかについての情報を得ていたため、それをKさんに伝えました。また、今回はKさんの年齢から、ポテンシャルを期待しての採用となるため、どのように自分の経験を会社の成長に活かせるかを説明するようアドバイスしました。さらに、話し方が理屈っぽくならないように心掛けることも伝えました。監査法人に勤務している公認会計士は、理屈っぽい方も多いのですが、一般事業会社ではそうした話し方や性格はあまり好まれません。同社の担当者も「理屈っぽい人は合わない」と話されていましたので、若者らしい素直さを前面に押し出して面接に臨むよう伝えました。
こうしてKさんは一次面接、最終面接と通過し、内定を勝ち取りました。現在は北関東の事業所でご活躍されているようです。
大学卒業後は新規事業の立ち上げや、人材ビジネス業界での管理職として法人営業、社員育成に携わる。会計業務の請負なども経験する中で、より会計・経理・財務分野のプロフェッショナルに専門性を持って人材ビジネスに携わりたいという想いから弊社へ入社。人材ビジネス業界での長いキャリアから、キメの細かいサポートに強みを持つ。
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