職場次第で専門性の高い仕事と育児は両立できる
O.Mさん40代以上女性
転職前
- 勤務先税理士法人
- 職 種税務
- 年 収660万円
転職後
- 勤務先税務コンサルティング会社
- 職 種税務
- 年 収550万円
Mさんは、小学校就学前の子どもがいるシングルマザーです。5科目合格で税理士の資格を持ち、大手メーカーに勤めていましたが、仕事と子育てを両立できる環境を求めて、約1年前に税理士法人に転職。しかし、その職場もけっして柔軟な働き方ができるわけではないことが分かり、再度、転職するために当社にご登録されました。
Mさんの転職先に対する希望は、「子育てに理解のある職場であること」と「税理士としての専門性が発揮できること」の2つ。近年、仕事と育児の両立支援に力を入れる会社や事務所が増えています。また、Mさんはスキルや経験が十分に備わっていたため、紹介できる会社や事務所は数多くありました。
紹介した会社のうち、法人のM&Aや国際税務、個人の資産税や相続税対策などを手掛けている税務コンサルティング会社が、Mさんに興味を抱きました。同社には公認会計士や税理士が数多く在籍しており、扱う事案も専門性が高いものばかり。また、子育てをしながら働いている人も在籍しており、子育てに理解のある職場です。
面接を対応したのは、代表とマネージャー。このマネージャーは、同事務所で仕事と子育てを両立しながら働いてきた女性で、まさにMさんのロールモデルになるような人物。この方と出会ったことでMさんは、同社に対する志望度がより高くなったご様子。会社側もMさんが5科目合格者であること、とりわけ難易度が高い法人税法と、今後ニーズが高まることが予想される相続税法の合格者であることを高く評価していました。
順調に内定を得たMさん。しかし、会計のアウトソーシング業務をメイン事業とする上場企業からも内定が出ており、どちらを選ぶか迷っていました。仕事内容で判断するならコンサルティング会社、年収や経済的な安定を優先するなら、上場企業を選ぶべきです。
私はMさんに、双方の会社のメリットとデメリットを伝えることに。コンサルティング会社を選べば、転職時の年収は低くなりますが、その後の実績次第では大幅な年収アップが望めます。ただし実績を挙げられなければ、年収増は難しい。一方、上場企業の場合は、仕事内容から考えて今後の年収アップはさほど期待できませんが、今の年収を長く維持することは可能です。
Mさんは転職活動を開始した動機を優先し、「税務のプロとして専門性を発揮できる職場で働きたい」と、コンサルティング会社を選択しました。Mさんであれば、数年後に選択が間違ってなかったと思えるような結果を出していくことでしょう。
大学卒業後、大手予備校で300人以上の生徒指導、校舎運営、スタッフのマネジメント、採用、研修等幅広い業務に携わる。大学受験から転職というより広い視野で人生、キャリアを決定する場面で、一人ひとりの方に最良のキャリアを提案したいと考え、弊社に入社。
Y.Aさん 40代以上
男性 税理士
B.Hさん 30代
男性 税理士
C.Mさん 40代以上
男性 税理士
A.Nさん 20代
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O.Mさん 40代以上
女性 税理士
U.Rさん 30代
男性 税理士
N.Kさん 30代
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K.Mさん 30代
女性 税理士