IR一筋、仕事と子育てを両立しながらのキャリアアップ転職
K.Oさん40代以上女性
転職前
- 勤務先製造業
- 職 種IR
- 年 収700万円
転職後
- 勤務先製造業
- 職 種IR
- 年 収800万円
オーストラリアへの留学経験を持つOさん、留学中に学んだ経営学の知識とビジネスレベルの英語力を武器に、帰国後はIR支援の企業、一般事業会社を含めた3社で一貫してIRに関わる業務に携わっていらっしゃいます。
米国公認会計士資格を取得後に入社した大手メーカーには10年以上勤務し、プレイングマネージャーとして、国内外機関投資家・アナリスト対応、決算説明会運営、IR資料作成、IRウェブサイトの作成管理といったIR全般の業務を実質お一人で任されています。
しかし会社の事業規模が拡大するにつれ、「あまりにも規模が大きくなり過ぎ、業務がパターン化して作業的にこなしている感覚が強くなりました。もっと小規模で、事業に対して自分が魅力を感じられるような企業でIRに携わっていきたい」と強く願うようになったとおっしゃいます。
転職を考え始めたOさんですが、大手企業である現職の会社は年収700万円、さらにお子さんがまだ送り迎えの必要な年齢でもあり、時短勤務が認められている今の環境が恵まれているというのもご理解されていらっしゃいました。
現職に大きな不満があるというわけでもなく、「より希望に近い求人があれば」というスタンスで長期的に転職活動を行うことにしていました。
一つの企業内で従事する人員数が多くはないIRの求人は、需要も供給も少ないのが常。ちょうど、今年度に入って上場したばかりの製造業の会社から「すぐにでもIRが欲しい」と依頼されていた担当エージェントは、さっそくOさんをご紹介しました。
「会話がロジカルで、効率よくテキパキと業務をこなしていくタイプのOさんは、多数の部署に絡んで仕事をするIRに必要なバランス感覚を感じさせる方。スキルも人物面も申し分ないと思いました」。
ご紹介したのは上場企業とはいえ、開発はほぼアメリカで行っているため、日本には社長、取締役、執行役員、経理マネージャーの4人しかいないという小さな会社です。
もともと小規模な会社を希望していたOさん、仕事内容には前向きでしたが、あまりの規模の違いにとまどいもありました。そこで書類の段階からOさんに好感をもった会社側では、積極的に採用へと動きました。
「面接では、会社の置かれている状況、現状の売上、向こう3年ほどの先の見通しを詳しく話してくれました。何よりOさんに来てほしいという熱意が伝わり、Oさんも安心して入社を決めたようです」
エージェントが会社側と交渉したことで年収も100万円アップ。時短勤務はかないませんでしたが、通勤時間は片道30分以上短くなり、残業もほぼないとのこと。Oさんは仕事と育児を両立しながら、さらなるキャリアを積むべく歩み始めました。
公認会計士を目指していた時に得た知識と経験を公認会計士の転職支援に活かしたいという想いから弊社へ入社。会計分野の幅色い専門知識で公認会計士・税理士の方々の転職支援1000名以上。大手税理士法人、コンサルティングファームなど幅広いネットワークが強み。