中国出身の登録者に、外資系の会計事務所を紹介
S.Kさん40代以上女性
転職前
- 勤務先税理士法人
- 職 種税務
- 年 収360万円
転職後
- 勤務先会計事務所
- 職 種税務
- 年 収460万円
Sさんは中国出身の方です。日本の大学を卒業後、会計事務所で働きながら税理士試験の勉強を開始。科目試験で3科目に合格するとともに、科目免除の認定を受けるために大学院に進学されました。ジャスネットにご登録されたのは、修士論文を国税庁に提出し、結果を待っている間で、もうすぐ税理士資格取得者になろうとしているタイミングでした。
Sさんは当時、子育てをしながらすでにある税理士法人に勤めていましたが、その事務所はなかなか人が定着せず、それをカバーするために長時間労働が続いていました。ちょうど事務所で人員の補充が行われたタイミングを見計らい、家庭と両立しながら長く働ける職場を求めて、転職活動を開始されました。
Sさんに紹介したのは、監査や税務、会計などを幅広く手がけている外資系の会計事務所です。同事務所は海外出身の方が数多く在籍しているインターナショナルな職場です。
募集を始めた段階では、特に中国語ができる人材を求めていたわけではなかったのですが、取引先のほとんどが外資系企業ということもあり、Sさんの中国語が活かせるチャンスもあります。
また、外国籍の方が日本企業の中で働くと、日本人ならでの慣習や人間関係に戸惑うケースは少なくありません。働く人の多様な価値観が集まる職場環境も、Sさんにとっての働きやすさにつながるのではないかと考え、同事務所をご紹介しました。
前述したように、この事務所にはさまざまな国籍の方が在籍しており、クライアントも外資系企業が中心です。そのためビジネスレベルでの英語力が求められることになります。
実はSさんの英語力は日常会話レベルであり、けっして高いわけではありませんでした。しかしSさんは、日本という異国の地にやってきて日本語をマスターし、税理士の資格を取得し、小さなお子さんを育てながら働いてこられた方です。そのエネルギーがあれば、すぐにキャッチアップできると私は考えました。実際に英語への習得意欲も高く、週末には語学学校に通って英語力の向上に努めていました。
そこで私は推薦状の中で、Sさんのパワフルさや努力家ぶりをしっかりとアピールしました。履歴書や職務経歴書だけでは伝わりにくいSさんの人柄や姿勢を、推薦状を通じて伝えることにしたのです。
書類選考を通過したSさんは、先方のマネージャーとの一次面接に臨むことになりました。Sさんの熱意も直接伝わり、採用担当者からすぐに二次面接のオファーが届きました。
こうしてSさんは無事に内定を得て、今は、国際的な仕事で頑張っていらっしゃいます。
Y.Aさん 40代以上
男性 税理士
B.Hさん 30代
男性 税理士
C.Mさん 40代以上
男性 税理士
A.Nさん 20代
男性 税理士
O.Mさん 40代以上
女性 税理士
U.Rさん 30代
男性 税理士
N.Kさん 30代
女性 税理士
K.Mさん 30代
女性 税理士