税理士試験4科目に合格した上で会計事務所に就職
N.Kさん30代女性
転職前
- 勤務先税理士法人
- 職 種税務(派遣社員)
- 年 収――
転職後
- 勤務先会計事務所
- 職 種税務
- 年 収380万円
以前当社の経理アウトソーシング事業部門に契約社員として働いていたKさん。その後は当社からの紹介で短期の派遣社員として投資ファンドや税理士法人などに勤務していました。Kさんが長らく非正社員として働いていたのは、税理士の資格取得を目指しており、仕事と勉強を両立させるため。仕事の時間を抑え、勉強に力を注いできました。
その計画通りに勉強が進み、税理士試験科目の5科目中3科目に合格した時点で、当社の転職支援サービスにご登録されました。すぐに就職活動を開始するのではなく、派遣社員を継続しつつ勉強を続け、4科目に合格したタイミングで、転職活動を開始しました。
Kさんの希望は、残り1科目に合格するための勉強が続けられる、従業員が30名程度の会計事務所。「あまり小さな事務所だと人間関係が濃すぎそうだし、大きい事務所だとシステム化されていて、幅広い業務に携われそうもないから」というのが理由でした。
税理士になるためには、大学院に進学して科目免除制度を利用するという選択肢もあります。けれどもKさんは「科目免除は手を抜いているみたいで嫌だ」と考えました。そして実際に4科目合格まで果たした、とてもガッツのある方です。こうした方は、転職市場でも高い評価を受けます。
私が紹介したのは、Kさんの希望通り従業員数30名程度の会計事務所。同事務所では「事務所で働いた経験が2年ぐらいある科目合格者」の採用を希望しており、Kさんの経歴は条件を満たしていません。そこで、私は同事務所の担当者にKさんのポテンシャルの高さをアピール。その結果、4科目合格者である点が裏付けとなり、面接が実現しました。
事前の面接対策では、税理士試験の勉強時間を確保したいことを強調しすぎると、先方から「仕事よりも勉強を優先させたいのでは」とマイナスイメージを抱かれかねないため、その点を強調しすぎないようアドバイスしました。
私も同席した面接は、穏やかな雰囲気で進みました。Kさんは税理士の科目試験の他に、パソコンのシステム関係の資格も持っています。実は同事務所では、副所長が税務の他にITシステムのコンサルティングも手掛けており、「入所したらシステム関係の仕事を手伝ってください」と、入社後の仕事内容の話が膨らみました。
一方、私は、Kさんが当社で契約社員として働いていた時の評価の高さを先方に伝えました。こうしてスムーズに内定に至りました。
Kさんとは、3科目合格をされた1年半前以来のお付き合いです。その間Kさんには、「勉強の状況はどうですか」などと折を見て連絡を取っていたため、Kさんの正社員としての就職先が決まった時には感慨深いものがありました。
ホテル、福祉関係の人材紹介会社勤務を経て当社に転職。エージェント職を選んだのは、転職という人生の転機に深く関われる仕事に就きたいと思ったのが理由。登録者の気持ちに寄り添いながら、ご本人の人生にプラスになる転職の実現を目指している。以前からの得意領域である福祉関係に加えて、今後はベンチャー企業などを数多く手掛けていきたいと考えている。
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